2013/06/03

「デスパレートな妻たち」シーズン3第15話 あらすじ(ネタバレ)

 動画配信サイト「dTV(ディーティービー」で「デスパレートな妻たち」を観ています。

 ■シーズン3第15回のあらすじ

  オーソンの脳裏に蘇る、モニークが殺害された晩の光景。そして、モニークを殺した真犯人が次に狙いを定めたのは、なんとブリー。亡き妻ジェーンの私物を病院に引き取りに行ったイアンは、手違いでマイクの私物を渡され、その中からあるものを発見してしまう。



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デスパレートな妻たち シーズン3 第15話「生と死の境目」 ストーリー

 屋上から転落したオーソン。その瞬間、モニーク殺害の夜の記憶がよみがえる。マイクのレンチを使ってモニークを撲殺したのは、母のグロリアだった。「身を引けと迫ったら襲われた」とオーソンに主張するグロリア。警察に通報しようとするオーソンに「私は愛する人をあなたに奪われた。貸しがあるのよ」と脅され、結局通報をあきらめる。そこへ修理の部品を持ったマイクが現れ、オーソンがその場を取り繕ったのだった。
 モニークの歯を「身元がバレるから」と抜いたのもグロリア。「殺したうえに、遺体を冒涜するのか!触るな!」とオーソンが乱暴したことで、グロリアは腰の骨を折った・・・・。
 それらの記憶をたどりながら転落したオーソンだったが、植木がクッションとなり一命を取り留める。

 ベッドで目覚めたガブリエルは、横に下着姿のザックがいて「ゆうべの君は最高だった」と言われ、衝撃を受ける。

 リネットはピザ店のオープンを今夜に控えて、異常なテンションのトムに睡眠薬を渡し、あとは私がやっておくから少し寝たほうがいいと言う。

 ハシゴから転落したブリーは意識を取り戻すが、アンドリューからオーソンも同じ病院に入院中で、自殺未遂と聞く。「罪悪感からだろう。ハシゴにも細工のあとがあった。あれも怪しい」と言うアンドリュー。

 病院へ、イアンと一緒に妻ジェーンの荷物を受け取りに来たスーザンは、偶然廊下でアンドリューに会い、ブリーの事故を知って見舞いに行く。「マイクは無実」とスーザンに伝えるブリー。警察に言うつもりだが、今は言えないと言うブリーと友情を回復するスーザン

 スーザンブリーを見舞っている頃、イアンは「奥様の持ち物」と出されたものが手違いで、入院した時のマイクの私物とわかる。そして、マイクの私物の中に、婚約指輪らしきものを見つけたイアンは、マイクは事故に合う前、スーザンにプロポーズするつもりだったと気づく。

 オーソンは「自殺の疑いがあるので、規則でカウンセリングを受けてもらいます」と医師に言われ、過去の精神療養施設の事を訪ねられる。「僕が16歳の時、父が浮気し教会で噂になった。落ち込んで酒浸りになった父を、母は一人にしないようにしていた。ある夜、外出する母に、父を任された。約束があり、少しだけ外に出て戻って来たら、父は自ら命を絶っていた。母に二人分責められた」と精神のバランスを崩した原因を語るオーソン。オーソンの父は、ちょっと目を離した隙に、浴槽でリストカットして亡くなっていたのだ。

 グロリアは病院へ電話してブリーの容態を探ろうとするが、オーソンが自殺未遂したことも知る。屋根裏に閉じ込めているアルマのところへ行き「ブリーは退場ね。自殺未遂は夫婦仲が悪化した証拠よ。あなたがオーソンを慰める時がきたわ」とドア越しに言う。アルマは自分は嫌われいるから、オーソンはもう戻ってはこないというが、そのまま立ち去るグロリア。

 アンドリューはダニエルに、退院して二階で寝ているブリーの看病を任せて、トムの店のオープニングパーティの手伝いに出かける。
 トムの店のパーティに来たガブリエルは、しつこつつきまとうザックにうんざりして、カルロスに「ビビらせて、脅して。妬深い元亭主を演じて、手を引かせるの」と泣きつく。カルロスは嫌々ながらトイレに行ったザックのあと追って忠告しようとするが、用を足しているザックのイチモツを目撃して目を丸くする。「君とザックは寝てないだろ。いくら酔ってても、あれなら絶対覚えてる」とガブリエルに伝えるカルロス。

 ブリー宅にグロリアが訪ねて来る。ダニエルはグロリアが作ってきたスープを「自分が作った」と言ってブリーに飲ませたあと、トムの店のパーティに出かける。ちょうどその時、屋根裏部屋の窓から脱出したアルマが、屋根の上から声をかけるが、気づかないダニエル。アルマは足を滑らせ、屋根から転落する。

 トムの店では、イーディの音頭で皆がトムを祝して乾杯する。「ここまでこれたのも、妻のおかげ」と涙ぐみながらリネットを称賛するトム。
 「この暖かく愛に満ちた場所にいて気がついた」とイアンも立ち上がり、皆の前でスーザンにプロポーズする。「もちろんイエス」と言うスーザンに皆が拍手をおくる中、マイク一人が苦々しい表情で見ている。
 勘違いしたザックが「僕も」と立ち上がり、ガブリエルにプロポーズするが、怒ったガブリエルに連れ出される。

 オーソンは看護師からブリーは退院したと聞いて、自宅に電話するが誰も出ない。

 ガブリエルは外階段でザックに「友達も解消よ」と言ってお説教する。怒って帰ったザックの様子を見ていたカルロスがビールを手渡してくれる。「友達なんて言った私が悪かった」と反省するガブリエル。カルロスは「俺も友達はつらいな。恋愛相談なんかされるから」とガブリエルに向かって真顔で言う。

 アンドリューはトムの店にいるダニエルを見て怒る。「ママはグロリアに任せた」というダニエルに「オーソンがママの命を狙っている、クレイジーなグロリアも同じだろ」と言うアンドリュー。

 その頃、ブリーは、ベッドで目を覚ますがグロリアしかいない。「薬が効いているのよ」と言うグロリア。ダニエルの飲ませたスープは、グロリアによって睡眠薬が入れられていたのだ。朦朧として、強い眠気に襲われるブリー
 「黄色い手袋」をして「こんなことをするのは辛いわ、許して」と言いながら、昏睡するブリーをバスタブへ運び無理やり湯につけるグロリア。その時、急停車する車の音とともに「ママ!大丈夫か!」とアンドリューが帰ってくるが、グロリアの杖の一撃で気を失う。異変に気づいたオーソンも、病院を抜け出しタクシーで駆けつける。目に飛び込んできたのは、父がなくなった時と同じ光景だった。

 バスタブに倒れているブリー。包丁を手に、今にもブリーの手首を傷つけようとしているグロリア。「父さんにも、同じ事をしたのか!」とグロリアをはねのけるオーソン。杖と包丁で襲いかかってくるグロリアともみ合いになるオーソンだが、最後はグロリアを倒しブリーを救い出す。
 ベッドへブリーを運び、アンドリューに「毛布と乾いた服を」と指示している時、浴室からグロリアが呼びかける。床に倒れていたグロリアは「なんだか変。たぶん・・・脳卒中だわ」と言うか、オーソンは救急車を呼ぶことを拒み「うちでな死なせない」とアルマの家へグロリアを運ぶ。すると、家の前の植え込みに転落死したアルマの遺体を見つける。

 戻って来たオーソンはブリーに「なぜだか知らないが、アルマは死んだ。これで万事解決だ」と言う。
 翌朝、近所の人に発見されたアルマとグロリア。警察は、アルマが屋根から落ち、それを見たグロリアが卒中を起こしたと推測。オーソンをだますために書いた狂言自殺のアルマの遺書は、警察にそのまま本物の遺書とみなされ、同時にモニークの歯もアルマの家で発見されたことでマイクの無実が確定する。

 脳卒中により一生動けず、口も聞けなくなったグロリアに「僕らの秘密は永遠に封印だ」と話しかけるオーソン。「脳の働きは正常だから、ここが監獄だ」と言ったオーソンは「息子の姿はこれが見納めだから、見送って」と言って、病室を出て行く。
 清々しい気持ちで家路についたオーソンは、明るい未来を予感する。


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 いやあ、今回は長かった。実際はいつもと同じ放送時間なんだけど、長く感じました。
 結局これで、モニーク殺害事件は幕引きのようです。

 オーソンのマイクのひき逃げの件は、どうなるの・・・・て、ちょっと思いますけど、まあマイクも元気になって、記憶喪失も治ったみたいだから、いいのか。

 イアンはマイクの婚約指輪を見つけて、焦ってスーザンに求婚したみたい。まあ、前回も遺体処置室でプロポーズしてたけど。
 唐突にザックがガブリエルにプロポーズしたのには笑いました。ザックはやっぱりザック。どんなにお金持ちになっても、なんか変な人。スーザンがかつて言った「サイコ野郎」の言葉は、まだ生きてるみたい。
 以前のザックなら、きついことを言われるとちょっとかわいそうだったけど、今はお金持ちだから、多少キツく言われても、あまりかわいそうじゃない(笑)。
 しかし、前回もそうだったけど、アンドリューはいい息子になりましたね。

 気になった方、視聴は是非「dTV(ディーティービー」で!

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