2013/06/20

「デスパレートな妻たち」シーズン3第23話 あらすじ(ネタバレ)

 動画配信サイト「dTV(ディーティービー」で「デスパレートな妻たち」を観ています。

 ■シーズン3第23回のあらすじ

 これ以上抱えきれないほどの多くの悩みを背負ったリネットに、更に追い討ちをかけるような出来事が。昔から関係がこじれている母親が、突然スカーボ家にやって来たのだ。リネットは幼い頃から母親のお酒や浮気の問題に苦労し、そんな彼女を毛嫌いしていた。



 登場人物の確認は便利な相関図で→デスパレートな妻たちシーズン3相関図
 シーズン1の第1話からのあらすじや、あらすじの一覧は→海外ドラマレビュー&あらすじ


 デスパレートな妻たち(Desperate Housewives)
 シーズン3 第23話「二人の花嫁」 ストーリー


 ガブリエルの結婚式当日、ブリーが新婚旅行から戻ってくる。
 現れたブリーのお腹が大きくなっている事に、驚くスーザンリネットガブリエル

 話は3日前に戻る。

 イーディは、孤独死した母の夢をみる。母は夢の中で、カルロスを騙しているイーディに「あとで面倒なことになるよ。私みたいに寂しく一人で年をとる羽目になる」と忠告し、驚いて目覚めるイーディ。

 ガブリエルは「式には出ない」というカルロスに、私がイーディとの交際を怒ってるみたいに見えるから出席してほしいと直接言いに来る。カルロスは渋々披露宴だけ出席すると伝える。

 スーザンは改めて、マイクとの結婚式を計画する。計画を聞いて「やり過ぎでは?」と言うマイクだが、スーザンは「やっとに一緒になるのよ、完璧にしたい」と言う。

 リネットは「ホジキンリンパ腫」であると電話で叔母に話す。治療費が高いので、余裕があれば用立ててほしいと叔母に相談するが断られる。1万ドルの治療費が必要なリネット。トムは何とか工面するから治療に専念しろと言う

 ガブリエルの結婚式に出席するため、予定を1週間早めて帰国準備をするブリーとオーソン。「僕の子供だと思って大事にする」とお腹の大きいブリーに向かって伝えるオーソン。感謝を述べるブリー

 ガブリエルは式を前にして、ヴィクターの父と対面していた。州知事選のサポートに関してヴィクターと会話する父を見てガブリエルは「冗談じゃない。当選したてで、また選挙の話?」と言い、選挙なんてもうたくさんだと二人に向かって言う。

 スーザンはマイクが結婚式の資金を稼ぐため、配管技師の仕事を24時間対応にして、夜中も仕事に出かけていると知り、予算を抑えると言う。マイクは「イアンみたいな豪邸は用意できない。せめて希望どおりの結婚式を」と言い残して、深夜の仕事に出て行く。

 リネットの家に突然、リネットの母ステラが「ガンを隠すなんて!」とやって来る。5年ぶりに会うステラに、子どもたちは冷たい。乳がんの経験があるステラは化学療法が始まったら子育てなんて無理だから、自分が泊まり込んで世話をすると言う。

 イーディは本気で子作りに取り組むカルロスの態度に、辟易する。

 リネットはトムに「あんな人に任せたら、子供は3ヶ月でタバコとお酒を覚えるわ」と母を非難する。治療費の1万ドルを貰ったから、追い出せないと言うトム。「酔っ払うと子供を殴るのよ」というリネットにトムは、リックのことは自分も寛大になってやった、ステラも過去を償いたいのだろうから寛大になってやれと言う。そんな二人の会話を、ドアの外から盗み聞きするステラ。

 ガブリエルは州知事選も視野に入れている様子のヴィクターに「私は反対」と言うが、「僕は政治家だ。市長で満足すると思うか?」と言い返される。言い争いになった挙句、暴言を吐いたヴィクター。「すまない、最近心配事が多くて」と謝るヴィクターに「だったら結婚式を中止したら」と言い残して部屋を出るガブリエル

 ガブリエルの家にヴィクターの父が一人で訪れる。「謝罪したい」という父。息子を自分の言いなりにしようとしたことを詫び、ヴィクターからも抗議の電話があったと話していると、ヴィクターが花束を持ってガブリエルの家の前に来たのが窓から見える。裏口から出て行く父、和解するガブリエルとヴィクター。

 ガブリエルの式当日の朝、イーディは式に出席するため「じゃあ、披露宴でね」とカルロスに言い残して、先に家を出る。そこへ新聞少年が集金にやって来る。持ち合わせがないため、イーディのカバンから現金を出そうとしたカルロスは、そこに隠されていた避妊用ピルをみつけてしまう。

 新婚旅行から自宅に戻って来たブリーとオーソンを見つけ、ジュリーが「ダニエルは?」と問いかける。「スイスで寄宿学校を見学したら、気に入って一年留学することになった」と説明するブリー。「電話も、メールの返信もない」と言うジュリーにアンドリューも「山の中で携帯の電波状況が悪い」と説明する。ジュリーが立ち去ったあと、「気まずい」「これから質問攻めだ」「想像以上に難しそう」と話し合うブリー達。

 ガブリエルとヴィクターの結婚式が始まる。参列者の後ろから遠巻きに見ているイーディの元へ、ピルケースを手にしたカルロスがやって来る。言い争いになる二人。ちらりと二人を見るガブリエル。「君とは終わりだ」と言い残して、立ち去るカルロス。号泣するイーディ。

 式が終わったガブリエルにマクラスキーさんが「カルロス達どうしたの?」と話しかけるが、「興味ない、幸せだから気にならない」と答えるガブリエル

 「最近元気がない」とスーザンに聞かれたリネットは「そんなことない、絶好調よ」と否定する。

 ブリーにヴィクターを紹介するため、呼びに行ったガブリエルは、結婚式を早く終わらせたいと父に言うヴィクターと、「彼女との結婚は正解。ラテン票を得て州知事になれる。優しくして物を買い与えれば、あの女もおとなしくなる」とヴィクターを諭す父の会話を聞いてショックを受ける。

 留守番の子どもたちの面倒を見ているリネットの母ステラは、ケイラからリックの事を聞き出す。

 傷ついたガブリエルは控え室で飲んだくれているカルロスに遭遇する。「2~3年前は幸せだった。マイホーム、君、いい仕事、なぜか全部なくして、振り出しに戻るだ」と愚痴るカルロスに、突然キスをするガブリエル

 夜、帰宅したリネットと会話するステラ。母を早く追い出そうとするリネットにリックの話を持ち出して反撃するステラ。かつてステラが浮気したあと、病気になった時、リネットが「自業自得、天罰よ」と言った話を持ちだしたステラは、「自分はどうなの?天罰だと思う?」とリネットに問いかけ「お金は返すから、出て行って」と言われる。しかし、「想像を絶する苦痛が待っているのよ。私とガンの両方と戦う事はできない」とステラは言い、出て行くことを拒む。

 ブリーはダニエルを装って、ジュリーにメールを送ろうとしている。そこへダニエル本人から電話が来る。メールの文章が変じゃないかと質問するブリー。「怖いシスターがくだらない規則で縛る」と不満をぶちまけるダニエル。「お願い、うちに帰らせて」と言うダニエルに「出産までそこにいるのよ」と言い含めたブリーは電話を切って、入浴するため妊婦の偽装に使っているパッドを腰から外す。

 夜、マイクは配管の仕事の電話を受けて、出かけて行く。依頼のあった住所に近づくと、牧師が現れて「これを着て」とスーツを差し出す。着替えて牧師と一緒に林を抜けると、花嫁姿のスーザンとジュリーが、飾り付けられたランタンの下で待っている。「これでいいの?理想の式じゃなかったと後悔させたくない」と問うマイクに「理想の式のイメージはコロコロ変わるの」と答えるスーザン。「あなたさえいれば完璧なの」スーザンはそう言ってマイクと式を挙げる。

 イーディはカルロス宛に遺書を残し、スカーフを天井の梁に掛けて・・・・・・・。

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 シーズン3は今回で終了。何と言っても圧巻は、感動的なスーザンとマイクの結婚式でした。
 お膳立てされ、政略結婚のようなガブリエルとヴィクターの結婚式と違って、低予算でも心温まるスーザンの式の方がロマンチックで印象的です。
 しかし、最後の最後は、イーディ(らしき人)の天井からぶら下がる足。
 まさか、メアリー・アリスみたいな事には、イーディだもの、ならないと思うけど・・・・。

 しかし、たった3ヶ月で結婚しただけあって、やはりガブリエルの結婚は早くも波乱含みでした。腹黒そうなヴィクター親子。利用されそうなガブリエル。しかし、マテリアルガールのガブリエルにとって、ヴィクターの財産は魅力的ですよね。全部失ったカルロスより、心がなくてもヴィクターのお金になびく・・・・と思いきや、そうでもない様子のガブリエルでした。

 かつて登場したスーザンの母といい、ブリーの養母といい、カルロスの母といい、ウィステリア通りの住人の親は皆、なんて言うか、アクが強い人ばかり。リネットの母も同じく。そういえばトムの父は、リネット宅へ浮気相手を連れ込んだりしてましたね。親が出てくると、毎回もめるのよね。

 次回からはシーズン4に突入です!

 気になった方、視聴は是非「dTV(ディーティービー」で!

 ★デス妻 シーズン4 第1話 はこちら

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