2013/07/25

hulu「ザ・メンタリスト」シーズン1第1話 あらすじ(ネタバレ)

 動画配信サイトhulu(フールー)で「THE MENTALIST(メンタリスト)」を観ました。

★あらすじの目次(一覧)はこちら★

 ■シーズン1第1回の概要

 プロゴルファーのプライスは、自宅で妻アリソンと主治医タネンの遺体を発見。CBI(カリフォルニア州捜査局)の捜査コンサルタント、パトリック・ジェーンは捜査に同行し、犯行現場に向かった。プライス邸内の壁に連続殺人犯レッド・ジョンのトレードマークであるスマイルマークが描かれていたからだ。レッド・ジョンはジェーンの宿敵なのだ。





 【重要キーワード】

 ●CBI(シービーアイ(California Bureau of Investigation)の略)・・・ カリフォルニア州捜査局。このドラマに登場する架空の捜査機関。カリフォルニア州を管轄とし、各地で凶悪犯罪の捜査にあたる
 ●パトリック・ジェーン・・・以前は人気の霊能占い師(メンタリスト)としてテレビなどで活躍していたミステリアスな男。犯罪コンサルタントとしてCBIの犯罪捜査に加わり、事件の解決に協力している。
 ●テレサ・リズボン・・・CBIの捜査チームの責任者である上級捜査官。
 ●レッド・ジョン・・・連続殺人鬼。パトリックの宿敵。人相はおろか年齢、性別さえも不明。


 THE MENTALIST(ザ・メンタリスト)
 シーズン1 第1話「レッド・ジョンの影」 ストーリー


 少女が遺体で発見され、容疑者の少年が逮捕される。スピーチする被害者の父親を目撃したパトリックは、勝手に家に上がり込み、被害者の母親ミセス・トリバーへ「わかっています」と語りかける。母親の嫌いなことや、友人に対する思い、心残りに思っていることなど次々言い当てたパトリックは「夫が犯人だと思っているね、なぜ?」と問いかける。部屋に入ってきた父親にも「あなたが犯人?娘を殺した?」とストレートに問いかけるパトリック。「バカな、殺すわけがない。出て行け」と怒鳴る父親。ミセス・トリバーは、突然銃を持ちだして、父親を撃ち殺してしまう。

 2週間後。
 プロゴルファーのプライスは、自宅で妻アリソンと主治医タネンの遺体を発見。壁には被害者の血痕でスマイルマークが書かれていた。連続殺人犯レッド・ジョンのトレードマークである。
 停職中だったパトリックは、レッド・ジョンの事件と聞いて捜査に参加する。

 ミセス・トリバーの事件は被害者の日記が発見され、関係を迫った父親と、それを拒んだため殺害された娘の関係が明らかになっていたが、いたずらに人の死を招いた事で、パトリックは停職処分になっていた。テレサ・リズボン捜査官から停職中であることを指摘され締め出されるパトリックだが、強引に捜査に割り込んでくる。

 タネン医師の同僚、ワグナー医師が「タネンはゲイだった」と証言し、アリソンとタネンの男女関係を否定する。

 現場検証に立ち会ったパトリックは「レッド・ジョンではない」と言う。パトリックは、人気の霊能占い師としてテレビのワイドショーに出ていた5年前からレッド・ジョンの捜査に協力していた。「ヤツは演出にこる男だ。現場をショーに見立てる」とパリックは言い、スマイルマークが書かれた場所が、最初に目に入る壁ではない事から、これは偽者の模倣犯と断定する。

 殺害されたアリソンの夫プライスにはアリバイがなく「マッサージ店にいた」と言うが疑わしい。タネン医師の勤務する総合病院へ捜査に向かったパトリックとテレサは、ワグナー医師から、アリソンがタネン医師に避妊薬を内密で要求していたと知る。アリソンの夫プライスは精管切除術手術を受けていたため、アリソンが避妊薬を欲しがるのは奇妙なことだった。

 夜、パトリックが捜査のために滞在しているホテルの部屋のドアに、一通の封筒が差し込まれる。開封すると、便箋には赤いスマイルマークがあった。パトリックは廊下に出て立ち去る人影を追うが、逃げられてしまう。内容は挑戦状のような文面だったが、パトリックは「本人なら、危険を犯してメモなど置かない」と、やはりレッド・ジョンの模倣犯であることを主張する。

 鑑識が挑戦状の封筒の中から髪の毛を見つけ、分析の結果、被害者の夫プライスの弟、ダンのものとわかる。事情聴取されたダンは「殺していない、ハメられた」と言う。誰にと聞かれて「兄に」と答えるダン。「その動機は?」と尋ねられたダンは、自分が兄の妻であるアリソンと不倫関係にあったことを暴露する。

 一睡もしないパトリックを気遣ったテレサは、ワグナー医師のカウンセリングを受け睡眠薬を処方してもらうよう手配する。カウンセリングでパトリックは、過去を思い出す。テレビ番組でレッド・ジョンを「邪悪な小心者」と発言したパトリック。その夜、妻と子供の待つ自宅に帰宅すると、寝室に「公の場で強欲な詐欺師に中傷されるとは不快。君が本物の霊能者なら妻と子供の今の姿は扉を開けずともわかるね」と記された貼り紙があり、ドアを開けると壁にはスマイルマークが・・・・。悲惨な過去の記憶を隠して、デタラメなトラウマを語るパトリックだが、「それはジョニー・キャッシュ(実在の歌手)と同じ体験だね」と、すぐに嘘がバレてしまう。「なぜ真実を話さない」と問われたパトリックは「真実は自分のものだ」と答える。

 プライスは実の弟が妻と不倫関係だったと知って激怒する。

 ワグナー医師から睡眠薬を処方してもらったパトリック。
 診察後、雑談の中でパトリックは「タネンの日記があると言ってましたね」とワグナー医師にたずねるが「そんなこと言っていない」と否定される。「明日、鑑識にタネンの部屋を探させる」と言って病院を後にするパトリック。そのあと、ワグナー医師はタネンの部屋で早速日記を探し始める。「電話を忘れたらしい」と言ってパトリックが突然戻ってくる。驚くワグナー医師は、刑事のまね事をして日記を探していたが見つからなかったと言う。
 「手伝いますよ」と言ったパトリックは、書棚の下に手を突っ込んで、奥から日記帳を引き出し「見つかりました」と言うが、それは前日、パトリックが一晩かけて記入していた日記帳だった。
 ワグナー医師は突然パトリックに銃を向け「日記をよこせ」と言う。しかし受け取った日記の内容が、デタラメな表記と「自首しろ」という書き込みと知り「ワナだとはわかっていたが、不安でね」と自嘲気味に笑う。
 「なぜわかった?」というワグナー医師の問いかけにパトリックは「レッド・ジョンを知らないふりをしたが、ヤツに関する書籍を持っていた」と答え、ダンの頭髪も入手しやすい立場にあり、医者なら人を切るのもおてのものだから「あなたしかいない」と言う。
 ワグナー医師はアフリカに多額の援助をしていたが、同僚のタネン医師はそれを「横領だ」と言い、無にしようとした。だから正義のためにタネンを殺害し、タネンだけを殺して自分に疑いが向けられないよう、同時にアリソンも殺害したと自白し、駆けつけたリグスビー捜査官に逮捕される。

 事件は解決したが責任者であるテレサは、パトリックの単独行動に腹を立てていた。そんなテレサにいたずらをして笑わせるパトリック。
 しかし、一人自宅に戻ったパトリックは、誰も居ない、家具調度品すらない、殺風景な寝室の中で、唯一床に直置きされたマットレスに力なく横たわる。その壁には今も、レッド・ジョンが記したスマイルマークが残されていた。

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 最初に出てきた被害者のお父さん役は「デスパレートな妻たち」のブリーの最初の夫、レックス・バン・デ・カンプ役でお馴染みのスティーヴン・カルプでした。

 それにしてもラストの自宅のシーンは、背筋がゾッとする感じでした。
 メンタリストとして捜査に協力する一方で、家族を失った復讐を忘れてはいないパトリック・・・・という感じでした。

 メンタリストWikipediaによると、パトリックはあくまでも捜査の協力者であり「警察官ではないため、犯人を見つけても手錠をかけることはできない。拳銃も所持していない為、犯人逮捕の突入時は少し離れた安全な場所で待機している。また、抵抗する犯人に立ち向かうなど、荒っぽいことも苦手である。」と書いてあります。

 このシバリは、面白そうですね。銃は撃つ、麻酔は打つ、人質は殺すという、やりたい放題のジャック・バウアーに比べたら「人の心理を読み、巧みに操る」という心理作戦一本だけで、丸腰のまま戦うパトリックの方が格好いいかも。

 今は孤独な独り身のようですが、上司の捜査官、テレサと恋仲になったりするのかしら・・・・。
 パトリック役のサイモン・ベイカーはヒラリー・スワンク主演の「マリー・アントワネットの首飾り」に、ヒラリーの相手役で出てたそうですが・・・記憶に無いですねえ・・・・。
 事件自体は1話完結のようですが、レッド・ジョンを追う「パトリックの復讐劇」としては続きものですね。


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 余談ですが日本でも一時期「メンタリスト」と名乗るマジシャンのような方がテレビに出てました。なんだか急に引退を表明されて、消えて行った?ようなのですが・・・・あれは何だったの?やはりこのドラマの影響?


   気になった方、視聴は是非hulu(フールー)で!

 続き 「メンタリスト」シーズン1第2話はこちら