2013/08/27

hulu「レバレッジ ~詐欺師たちの流儀」シーズン1第1話 あらすじ(ネタバレ)

 動画配信サイトhulu(フールー)で「レバレッジ ~詐欺師たちの流儀(Leverage)」を観ました。

 ■シーズン1第1回の概要

 元保険調査員のネイサンに、ライバル会社に盗まれた飛行機の設計図を取り返すよう航空機メーカーの社長から依頼が入る。ネイサンは社長が雇った犯罪のプロ、ハーディソン、エリオット、パーカーとチームを組み任務を完了するが、実は全員だまされていた事実が判明。そこで、ネイサンの昔なじみを1人スカウト し反撃に出る。チームは一回限りで解散のはずだったが…。




 レバレッジ ~詐欺師たちの流儀(Leverage)
 シーズン1 第1話「ミッション1:欺かれた詐欺師たち」 ストーリー


 元保険調査員のネイサンに、ある男が接近してくる。
 ネイサンは、かつて保険調査員として盗まれたモネの絵を発見し、保険会社を2500万ドルの損失から救った人物だった。
 雑誌でその記事を読んだというある男は「盗まれた航空機の設計図を、盗み返して欲しい」とネイサンに依頼する。

 盗まれた設計図がある場所は「ピアソン航空機製造会社」。
 ネイサンの他にも、「ある男」が雇ったメンバーがいた。
 ハッカーで機械オタクのハーディソン、戦闘のプロ・エリオット、泥棒のパーカーの3人だった。

 ネイサンがリーダーとなって3人に指示を出し、「ピアソン航空機製造会社」から「航空機の設計図」のデータを盗み出すことに成功する。

 ところが「ある男」は「データが転送されて来ない」と言いはり、「報酬は無しだ」と言う。
 本当は一夜限りで解散するはずだった4人は、報酬を受け取るため男が指定してきた場所に集まるが、ネイサンが「これはワナだ」と気づく。
 慌てて全員建物から逃げ出す。建物は次の瞬間、爆破された。
 男が自分たちをいいように利用したと知ったネイサン達4人は、再度集結して真相を調べ始める。

 まず「ある男」の正体は、「ピアソン航空機製造会社」のライバルである「ベーリング社」の社長ドゥベニッチだった。
 「ピアソン航空機製造会社」の発表とデータの解析から、航空機の設計図を元々作ったのは「ピアソン社」の方で、それをネイサン達を利用して「ベーリング社」社長ドゥベニッチが盗んだ事が判明する。

 「はめられた。すべては株価のためだ。もうすぐ株主総会がある」と気づくネイサン。

 ドゥベニッチへの報復のためネイサンが動き出す。
 自分たちの顔はドゥベニッチに知られているため、新顔としてペテン師で女優のソフィーを仲間に引き入れ、5人はドゥベニッチへの報復を開始。

 ネイサンはソフィーに「アフリカ貿易輸送協会」の職員のフリをさせ、ドゥベニッチに接近させる。
 ナイジェリア政府が航空機製造を望んでいるため、協力を仰ぎたいと言う名目で話をすすめるソフィー。ドゥベニッチは乗り気ではなかったが、それならライバルの「ピアソン社」に依頼すると言われて話に乗る。
 しかし、ソフィーに指定された場所でナイジェリア政府の要人と言われた人物数人に面会したドゥベニッチは怪しいことに気づく。さらには自分のデスクの下に盗聴器が仕掛けられていることもわかり、FBIへ通報する。

 株主総会当日、再びナイジェリア政府の要人を連れてオフィスに現れたソフィー。
 ドゥベニッチは丁重に会議室に通した上で、待機していたFBIを呼ぶ。
 しかし、拘束されたのはドゥベニッチの方だった。
 容疑は「ナイジェリア政府官僚に賄賂を要求した罪」だった。

 実はソフィーは「アフリカ貿易輸送協会」を語ってドゥベニッチに接近する一方で、ナイジェリア政府官僚には「ドゥベニッチの直属の部下」を装って接近していた。
 そのソフィーから「ドゥベニッチが賄賂を求めている」と説明されたナイジェリア政府官僚は20万ドルの小切手を渡していたが、ソフィーによってすげ替えられ、ドゥベニッチの手には逆に「ナイジェリア政府の方がドゥベニッチに求めている賄賂の金額のメモ」として渡っていた。

 株主総会の最中に「証拠品押収」のためFBIが大挙してやって来る。FBI職員にまぎれて、「航空機の設計図」をドゥベニッチが盗んだ証拠を持ち去るネイサン達5人。
 ネイサンは「ピアソン航空機製造会社」の社長、ピアソンにその盗難の証拠を提供する。
 株主総会の最中に、社長のドゥベニッチがFBIに拘束されたことはたちまち報道され、「ベーリング社」の株価は暴落。
 株価が暴落することがあらかじめわかっていたたネイサンは株の「空売り」で莫大な利益を手に入れる。

 最終的に「空売り」で得た大金を報酬として受け取ったネイサンの仲間達は、今後もネイサンと組んで仕事がしたいと言い出す。
 1度きりで解散する予定だったネイサンと4人の仲間たちは「悪党から人々を救う」ために動き出す。

 5人は早速、17歳の娘が会社に殺されたと嘆く両親に面会する。
「彼らが殺した。事故だなんて言って、あの会社が殺したのよ」
 と嘆く母親に「我々が、報復を」と約束するネイサンだった。


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 最初「オーシャンズ11」みたいな話かなあ、と思って観ていました。

 というか、その道(と言っても裏街道)のスペシャリストが集結して手柄を立てるって、ほぼ、オーシャンズ11ですね(笑)。
 違うのは「オーシャンズ」がお金のため。「レバレッジ」はお金のためではない、というところ。

 しかし、最後まで見たら、こりゃ「アメリカ版必殺仕事人」だな、と思いました。

 最後に出て来た夫婦が次回につながるのかどうか、現時点では不明ですが、「お金はない」という夫婦に「お金は他のところからいただく」と言っているあたり、「必殺仕事人」そのものです。

 ていうことは、ネイサン=中村主水(なかむらもんど)でしょうか。

 ネイサンは過去に、息子の難病の治療費を保険会社から拒否されたことがあり、息子はそのまま亡くなってしまったそうです。
 その保険会社というのが、かつて自分が勤めていた会社だそう。

 その辺の復讐劇も今後出てくるのかもしれません。
 とりあえず「アメリカ版仕事人」と位置づけて、観ていこうと思います。

 気になった方、視聴は是非hulu(フールー)で!