2013/10/01

hulu「プリズン・ブレイク」シーズン1第16話 全あらすじ(ネタバレ)

 動画配信サイトhulu(フールー)で「プリズン・ブレイク(Prison Break)」を観ました。

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 ■シーズン1第16回の概要

 3年前、設計事務所に勤務していたマイケルは順風満帆な人生を送っていたが、問題を起こしては助けを求めてくる兄がいた。回想の中でリンカーン、スクレ、ティーバッグ、シーノートと医師サラが刑務所に至った経緯と、マイケルが兄の脱獄を計画した動機が明らかになる。 (詳細は下記へ↓


 プリズン・ブレイク(Prison Break)
 シーズン1 第16話「フォックスリバーへの道」 ストーリー


 3年前の回想が始まる。

 失業して、借金も抱えたリンカーンは、冴えない日々をおくり、マイケルにも面倒をかけていた。そんなある日、借金を帳消しにする代わりに、ある人物を殺せと、クラブ・シモンズから言われる。

 建築士のマイケルや、弁護士のベロニカは順調な暮らしぶり。久々に再開した二人はいい雰囲気になりマイケルの家へ行くが、やはりベロニカはリンカーンの元彼女あけあって、マイケルはせまってきたベロニカを遠ざける。

 その頃、リンカーンはトラブルに巻き込まれマイケルに電話するが出ない。「とにかくヤバい、すぐ電話してくれ」とメッセージを残すリンカーン。
 リンカーンがクラブ・シモンズから言われた場所に渋々向かうと、相手は車の中ですでに死んでいたのだ。

 その頃、まだ娑婆にいたスクレはマリクルースに出会っていた。
 病院で勤務していたタンクレディは、モルヒネを自分に注射していた。
 イラクで入手困難な酒を調達したシーノートは、上官に信頼され希望通りの安全な任地へ移動を許されていた。

 逮捕されたリンカーンはやっていないとマイケルに語る。「彼は雇い主で、解雇されたろ」と言うマイケルに「直接会ったことはない」と言うリンカーン。
 マイケルは「母の保険の半分で、俺は学校に通った」と語る。「兄貴は何をした?」とリンカーンに怒りをぶつけるマイケル。

 リンカーンの弁護を担当する事になったベロニカに、マイケルは「こうなったのも自業自得、9万ドルもの借金なんて何に使ったんだ?」と言う。「母の保険金というのは嘘で、全部リンカーンが用意したお金だったのよ」とマイケルに事実を教えるベロニカ。
 マイケルはハッとなり、こうなったのは俺のせいか?と悔やむ。

 俺ことは忘れて、頑張って自分の道を進めというリンカーンに「できない」というマイケル。

 その頃スクレは、マリクルースを食事に誘いたくて強盗をはたらく。
 タンクレディは、病院の麻薬を恋人に横流ししていたが、偶然、街なかで子供が車に轢かれる現場に居合わせ、何もできなかった自分に後悔する。
 シーノートは捕虜への虐待を目撃し「ジュネーブ条約に反する行為」として報告書に記載するが「これが公になると、味方の捕虜も危ない」と上官は言う。それでも「虐待は許されない行為だ」と言うシーノートは「酒の闇取引は違法行為」と突然上官に言われ、除隊処分になってしまう。

 裁判で有罪が確定するリンカーン。

 除隊になったシーノートは妻のケイシーに「一時休暇」と嘘をついてアメリカに戻ってくる。
 仕事を探さなくてはと言うシーノートに、妻の弟が「ある荷物」を運ぶトラックの運転をすすめる。

 マイケルはリンカーンの面会に行き、母が死んで間もない頃、朝目覚めると枕元に折り紙の鶴があった、兄さんが様子を見に来てくれた証拠だ。鶴が何の象徴かを調べたら「家族の義務」だった。兄さんはそれを果たした、今度は僕の番だと伝える。
 リンカーンはマイケルに「明日フォックスリバー刑務所に送られる」と言う。

 その頃娑婆にいたティーバッグは、早くに夫を亡くし息子ザックと娘グレイシーを女手ひとつで育てるスーザンと交際していた。

 マリクルースと順調な交際をしていたスクレは、ある日いとこのヘクター達を前に、プロポーズすると言い出す。彼女にお前はつり合わないと忠告するヘクター。
 しかしスクレは聞く耳を持たず、指輪を買うための金欲しさに、再び同じ店に強盗に入るが、すぐに警察が駆けつけ捕まる。実はヘクターが警察に通報していたが、その事実を知らないスクレ。

 薬物中毒を克服したタンクレディは、体験談を語ったグループセラピーの場で、ベリック刑務官から「フォックスリバーに空きがある。働かないか」と声を掛けられる。

 すでに指名手配されていたティーバッグ。スーザンはテレビ報道でようやくそのことに気づく。

 マイケルは建築事務所にあったフォックスリバー刑務所の設計図を秘密裏に手に入れる。しかし、設計図を丸暗記しようとするが上手くいかない。その時、食事のデリバリーに来た女性の、全身タトゥーを見て、マイケルはひらめく。

 危ない物資を運んでいたシーノートは警察に捕まる。妻子には「また出兵することになった」と嘘をつくシーノートだが、行き先は刑務所だった。
 「こうなったのも全てはトラックの運転が原因だ、お前のせいだ」と義理の弟に言って、妻子の面倒を託す。

 とあるバーで、ヒスパニック系の男から「誰かに見せたら、一切手配してやらんぞ」と言われ、メモを受け取るマイケル。メモには「ボリショイ・ブーズ」の文字があった。それをそのまま、タトゥーのデザインに書き込むマイケル。壁一面に刑務所の資料や、人物の切り抜きを張り巡らすマイケルだった。

 刑務所に入ったティーバッグ。スーザンは面会に来て「セラピストに、怒りをぶつけてこいと言われた」と言い「よくも裏切ったわね」とティーバッグを罵る。
 「君だって俺を裏切った、君を愛していた、生まれて初めて心から人を愛した。それなのに君は俺を裏切って刑務所なんかに・・・」と悲しむティーバッグ。君に出会って善人に生まれ変わったんだと言うティーバッグに「6人もの児童を殺した男は、善人にはなれない」と冷たく言うスーザン。「確かにそうかもしれない、君に裏切られて刑務所に送らてから、俺の中の悪が蘇った。いつかここを出る。その時は覚えておけスーザン」と言うティーバッグ。面会室のガラスにつばを吐きかけて去って行くスーザン。

 キャロライン副大統領は人里離れた場所の屋敷を購入し、誰かをかくまっていた。「もう少しよ。あとはリンカーンの処刑を待つだけ」とキャロラインが話しかけるその相手は、外してた入れ歯を入れ「姉さん、俺の苦しみがわかるか?」と言うが「おやすみ、テレンス」と言って立ち去るキャロライン。

 マイケルはスーツに着替え、銃を懐に隠して銀行へ向かう。


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 今回は、全編3年前の回想でした。
 ちょっと拍子抜け。マイケルのスーツ姿や、娑婆にいた頃のスクレやティーバッグが見られたのは面白かったけど、てっきりティーバッグなんてもう、何十年も前から収監されているのかと思っていました。

 ティーバッグが語った「善人になったんだ」という話は本当でしょうか?結局、どっちにしろ元に戻ったみたいだけど、事実ならちょっと可愛そうな気もするけど、子供を6人も殺害していたら、確かにスーザンの言うように「善人にはなれない」でしょうねえ。

 最後に出てきた「テレンス」というのは、キャロラインの弟、つまり、リンカーンが殺害したと言われているテレンス・ステッドマンですね。つまり、死んでない。何もかもが、キャロラインの描いた陰謀なんでしょう。
 しかし、あの入れ歯は何の意味が?
 この事実さえ明るみに出れば、脱獄なんてしなくてもリンカーンの無実は晴れるけど・・・・それじゃ「プリズン・ブレイク」にならないから、その線はないみたい。

 気になった方はHuluで!

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