2013/10/11

hulu「プリズン・ブレイク」シーズン1第21話 全あらすじ(ネタバレ)

 動画配信サイトhulu(フールー)で「プリズン・ブレイク(Prison Break)」を観ました。

 ★過去の全エピソードのリンクは→海外ドラマあらすじ一覧をご覧ください。

 ■シーズン1第21回の概要

 ベリックがいないことで、所内では今にも捜索が始まろうとしていた。マイケルは油断していた所長をナイフで脅して捜索をやめさせると、殴って気絶させてクローゼットに押し込める。その後、房へ何事もなかったように戻ると自由時間に続々とメンバーがマイケルのもとへ集合。そして、ついに壁の裏側へと脱出が始まった!なんとか診療室までたどり着いたメンバーの目の前には、壁から外へ一気に伸びる1本のケーブル。これさえ渡りきれば……。 (詳細は下記へ↓


 プリズン・ブレイク(Prison Break)
 シーズン1 第21話「壁の向こうへ…」 ストーリー


 マイケルは所長にナイフを突きつけ、ベリック刑務官の捜索を中止することと、リンカーンを懲罰房から診療室へ移動させるよう強要する。そのあとマイケルは所長をイスに縛り付けて口も塞いだあと、所長室のクローゼットに押し込んで頭を殴り気絶させる。さらに所長が部屋にいるよう偽装するため、電話機を細工して秘書に「所長は電話中」と伝えて房に戻る。

 休憩時間になり、鉄格子が開く。仲間がマイケルとスクレの房に集まって来る。次の点呼までの1時間で脱獄を成功させ、塀を越える必要があった。傷が悪化したウエストモアランドは顔色が悪い。シーノートは他の受刑者から命を狙われている。
 マイケルの房に入っていくシーノートを追って、シーノートと敵対する受刑者達がマイケルの房にやって来るが、そこにシーノートはいない。シーノートは一足先に裏通路に入っていた。

 ベロニカは「私をだましたの?」とニックを責める。ニックは最初からそのつもりではなかったが、途中からアブルッチに「お前の父親の罪を他のやつに着せてやる」と言われて「父の釈放」を見返りにアブルッチに協力を約束したと告白する。実はベロニカに語った父親の話は嘘で、ニックの父はアブルッチの力で釈放されていたのだった。「殺されるわ」と言うベロニカに、「情報を吐くよう、マイケルを説得するだけでいい」と言って、ベロニカを連れ出すニック。

 ついに脱獄を実行。漂白して白くした作業着を持って、ウエストモアランド、トゥイーナー、マンチェが穴から裏通路へ。「シーツをおろせ!」とマイケルが言い、房の中を目隠しする。アブルッチのあとにティーバッグが続いて裏通路へ。マイケルはパウダーをポケットの中に振り入れる。スクレはマイケルに「診療室の鍵は?」と問うが、「持ていない」と答えるマイケル。その頃タンクレディ医師は刑務所の外で一人、思い悩んでいた。

 マイケルを含む8人は裏通路から排水路を移動していく。その時、休憩室の下に放置されたベリック刑務官が、自力で口に貼られたテープを外し「助けてくれー」と叫びだす。駆けつけ口を塞ぐティーバッグ。マイケルはベリックの上着を脱がせろとティーバッグに言う。

 タンクレディ医師が刑務所に戻ってくる。

 マイケル達は再びベリックに口かせをする。マイケルはベリックから脱がせた刑務官の制服を着る。

 ベロニカは車に乗せられ、ニックから「マイケルを説得しろ」と言われた上で頭に袋を被せられる。

 マイケルは「作業着を来て待て、すぐ戻る」と言ってどこかへ消える。ある場所へ来たマイケルは、ポケットのパウダーを手づかみで取り出し、壁の数字キーへ吹き付ける。パウダーのついた数字は「1」「3」「5」「8」だった。「1358」「3581」「8135」・・・・と考えられる暗証番号を押していくマイケル。

 ある場所では「組織」の男が二人、キャロライン副大統領の事を語り合っている。「支持率も下がっている。このままじゃ大統領選に勝てない。我々の計画も台無しだ」と男は言い、出馬をやめさせて我々の事を口外されても困ると言う。サマンサがよばれ意見を求められる。「私たちが裏切れば、必ず復讐してきますよ」というサマンサの意見を聞いて、何か手を打とうと言う男。

 タンクレディ医師は診療室へ戻ってくる。そこへちょうど懲罰房から診療室へ移動してきたリンカーンが通りかかる。診療室の棚にある「モルヒネ」を凝視し、過去を回想するタンクレディ医師。

 戻ってここないマイケルにイラつく仲間たち。その時警報が鳴り始める。「しくじった、バレたんだ」「房に戻ろう」と口々に言っているところへ「精神科棟の火災警報だ」と言いながらマイケルが戻ってくる。「俺が鳴らした」と言うマイケル。精神科棟からは、警報のため次々収容者が出てくる。

 フォックスリバーから16キロの「グースパーク飛行場」に一機の飛行機が降り立つ。

 精神科棟の前では、職員が「警報の誤動作だった、中へ戻れ」と収監者に告げ、外に出ていた収監者達が棟に入っていく。ベリックの制服を着たマイケルと、漂白した作業着を来た仲間たちも、それに紛れて精神科棟へ入ろうとするが、入り口に立った職員に、トゥイーナーの服が「ここの囚人服じゃない」と見破られ足止めを食う。「どうした」と声を掛けたマイケルに職員はさらに「アブルッチだ」と小声でささやく。「何かたくらんでいるな」とマイケルは言い「前に話してた注射を出せ」と職員に言う。暴れた受刑者をおとなしくさせるための注射を胸ポケットから出す職員。「眠らせよう」とマイケルは言って、アブルッチに注射すると見せかけて職員の首に刺す。

 気絶する職員。そのすきに全員が精神科棟の中へ消えて行く。

 ニックは突然車を停め、ベロニカの拘束を解くと「ブラックフットへ行き真相を暴け」と言ってベロニカをタクシーに乗せる。さらに自分の銃を渡し「すまなかった」と詫びる。タクシーが走り去ったあと、父に電話して「僕のうちに来て」と伝えるニック。

 精神科棟の地下の入口まで来たマイケル達。マイケルはトゥイーナーに「チクったろ。借りがあるから仲間に入れたが、外に出たら俺たちと別れてもらう」と忠告する。

 タンクレディは診療室の鍵を開けたまま出る。「警報は誤動作だった」と話しかけてきた看護師にそっけない態度をとって、足早に立ち去るタンクレディ。

 キャロライン副大統領はケラーマンに「あの組織は私を裏切った。出馬するなと言われたも同然」と怒りをぶつける。「今こそ強くなって、立ち向かう時です」と言うケラーマン。

 診療室に看守と二人でいるリンカーン。そこへ突然マイケル達が姿を現す。「逆らわないから好きにしろ」と驚いて言う看守。「手錠を外せ」とマイケルが言い、看守が鍵でリンカーンの手錠を外す。ティーバッグは「黙らせてやる」と看守を殴ったあと、手錠と鍵をこっそり自分のものにする。

 所長の秘書は、あまりに長い所長の電話を疑問に思い確認する。所長は会話しておらず、電話先ではテープが一方的に流れているだけだった。

 自宅に戻ったニックは、先に来ていた父親に「すぐここを出る」と言うが、そこにはすでにアブルッチの部下がいた。ベロニカを逃したと知ったアブルッチの部下は、ニックとニックの父を殺害する。

 診療室の前に来たマイケル。ドアノブを回す。鍵は開いていた。その頃タンクレディは、外の車の中で泣いていた。

 窓枠を外すため、消防ホースを枠に縛り付け、もう一方をエレベーターの中に固定するマイケル。エレベーターが下がる力で、窓枠を外そうとしていたが、エレベーターのドアが上手く閉まらない。その時トゥイーナーが進み出て、自らエレベーターに乗り込み「閉まるボタン」を押す。エレベーターが動き出すと、消防ホースが引っ張られ窓枠が外れる。皆が作業服を脱いで、窓から出ようとしていた時、精神科棟からずっとあとをつけてきたヘイワイヤーが姿を現す。無線機を持っているヘイワイヤーは看守を呼ぶとマイケルを脅し、仲間に入れざるを得なくなる。

 所長がいないことに気づいた秘書が、刑務官を所長室に連れてくる。

 診療室から塀へと続くケーブルを伝って、リンカーンが最初に移動する。アブルッチ、スクレと次々ケーブルを渡っていく途中、診察室で待機するウエストモアランドが突然倒れ「塀を越えるのは無理だ」と言う。傷を見て励ますマイケルとシーノート。しかしウエストモアランドは「俺の代わりに娘の所へ行ってくれ」とマイケルに言い、「金はユタ州トゥエレのダブルK農場の貯蔵庫だ。皆で分けろ。政府はうその金額を発表した。隠してる金は100万ドルやそこらじゃない。本当は500万ドルなんだ」と言う。そばでシーノート、ティーバッグ、マンチェもその話を聞いている。

 所長室で看守は秘書に、所長の携帯に電話してみろと言う。携帯の呼び出し音がクローゼットの中から聞こえたことで、発見される所長。「警報を鳴らせ、脱獄だ」と言う所長。マイケルがケーブルを渡ろうとした時、脱獄を告げる警報が鳴り始める。最後に残ったマンチェがケーブルにぶら下がると、ケーブルを壁に固定していた金具が外れ、まだ渡り切っていなかったマイケルはケーブル共々塀に叩きつけられる。マイケルに手を差し伸べる塀の上のリンカーン。駆けつけた看守に捕まるマンチェ。看守が塀の上を見上げるが、そこにはもうリンカーンの姿もマイケルもいなかった。脱獄は成功した。


*******************************


 はあああ~ここまで長かった。やっと脱獄!

 そして今回ちょっと情報収集したところによると、どうやらこのあとストーリーは尻すぼみになるらしい。そりゃそうだよね、「プリズンブレイク」つって、脱獄したらもう話終わりだものね。シーズン2までは面白いけど、3と4は蛇足という説も・・・。

 あと個人的に、今までまったく気づいていなくて、びっくりしたのが、タンクレディ医師役のサラ・ウェイン・キャリーズて、「ウォーキング・デッド」のローリなのね!!なんか見た目、違う!5年くらいしか経過してないはずなのに、ローリは老けた印象です。タンクレディはお肌ツヤツヤで、若々しいのに。
 「ウォーキング・デッド」ではこの1年くらい見倒したので、あれだけ何度も目にしたローリとタンクレディが同じ役者だと気づかなかった自分にびっくりです。(ウォーキング・デッドの全あらすじはこちら

 あと、日本のテレビ放送での吹き替え版でティーバッグを吹き替えた若本規夫さんが秀逸だというので、動画検索してみました。いやあ、笑えました。確かに、吹き替えのティーバッグは声が役にハマっている上に、しゃべり方も雰囲気ピッタリ。
 個人的にはアメリカの映画やドラマの吹き替えはあまり好きではない(デス妻のスーザンなんて最悪)のですが、こういうのは好き。ニコ動に総集編みたいなのがあったんだけど、笑った~。若本さんはサザエさんのアナゴさんもやられているそう。
 しかし、やはり誰もがティーバッグのキャラに肩入れしてるのね。
 「このドラマほど、キャラがそれぞれいい味出しているドラマはない」てどこかに書いてあったけど、ホント、脱獄メンバー全員のキャラが一人、一人いい味出してる。あとベリックやタンクレディも。

 キャロライン副大統領とケラーマンの「組織がどうこう」という部分だけは、いらない気もするけどねえ。

 気になった方はHuluで!

 ★過去の全エピソードのリンクは→海外ドラマあらすじ一覧をご覧ください。

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ ランキングに参加中!よろしければクリックをお願いします。