2013/12/02

hulu「プリズン・ブレイク」シーズン1第22話 全あらすじ(ネタバレ)

 動画配信サイトhulu(フールー)で「プリズン・ブレイク(Prison Break)」を観ました。

 ★過去の全エピソードのリンクは→海外ドラマあらすじ一覧をご覧ください。

 ■シーズン1第22回の概要

 クローゼットに閉じ込められていた所長が発見された! 所内に鳴り響く警報、狂ったように闇をかきまわすサーチライト。すぐに非常線が張られるが、その追っ手の網の目を縫ってマイケルたちは隠してあったバンに乗り込み、一路飛行場を目指す。そこにはアブルッチが手配した飛行機が、待っている……!! (詳細は下記へ↓


 プリズン・ブレイク(Prison Break)
 シーズン1 第22話「脱出!」 ストーリー


 看守につかまったマンチェは、銃を突きつけられ脱獄メンバーの名前を全員答える。所長はマイケルの房に向かい、穴を見つける。発見されたベリックはショットガンを手に「全員死刑にしてやる」と脱獄犯を追跡する。

 ブラックフットへ向かうベロニカは、ニックに電話する。留守電に「真相を暴けたら、あなたのおかげよ、ありがとう」とメッセージを残すが、そのときすでにニックはその部屋で射殺されていた。

 「組織」から手を引くと言われ、サマンサからその理由として「安心して任せておけない。政治家として使い物にならない」と聞かされたキャロライン副大統領。サマンサは大統領選への出馬を辞退するよう強要し、自分で辞退しない時は「私たちが強引に辞退させる」と言い残して去って行く。

 徒歩で逃げるマイケル達。ようやくアブルッチが手配した逃亡用の車が停めてある場所へ着く。有刺鉄線で怪我した傷から出血していたトゥイーナーは、壁に血痕を残す。邪魔者扱いされていたヘイワイヤーは「外のゴミ箱にある車の鍵を取ってこい」と騙されて、置き去りにされる。

 刑務所では診療室の鍵がこじ開けられていないことから、最初から開いていたとわかり、職員に共犯者がいると疑われる。

 アブルッチは予め部下に車のシートの下に銃を隠しておくよう指示していた。走りだした車の中で、その銃を取り出しティーバッグに突きつけるアブルッチ。しかし、ティーバッグはその直前、身の危険を察知して、診療室で手に入れた手錠を自分とマイケルの手首に掛け、銃を突きつけてきたアブルッチに「俺を殺せば、マイケルが死体を運ぶ羽目になる。それで逃げ遅れて捕まったら、フィバナッチへ復讐できなくなるぞ」と脅す。手錠の鍵を奪おうとするマイケルとアブルッチの目の前で、鍵を飲み込むティーバッグ。

 ワシントンDCでは何者かが「これを飲めば、どんな強い心臓でも、もってせいぜい5分」という毒薬を調合している。「心停止を起こして、決して助かることはない。毒物検査でも何も出ない」というその毒薬を三角フラスコで調合する謎の男。

 刑務所から16キロの場所にあるグースパーク飛行場に向かうマイケル達の車。その頃飛行場では、アブルッチの部下が飛行機を用意して待っている。

 刑務所では所長から問い詰められた看護師が「タンクレディ医師はマイケルに好意を持っていた」と答える。

 飛行場に向かうマイケル達の車は検問にはばまれ、あと3キロと知って車を捨て徒歩で向かうことになる。その際マイケルはトゥイーナーを「お前はここまでだ、うせろ」と言って仲間から外す。

 飛行場では管制塔の職員が「不審な飛行機が止まっている」と通報する。

 置き去りにされたヘイワイヤーは、民家に侵入して少女から自転車とヘルメットを奪い、逃亡する。

 刑務所では所長が職員から、タンクレディの電話はつながらず、シカゴ警察が自宅に踏み込む準備をしていると報告を受ける。

 ブラックフットへ到着したベロニカは、ある屋敷の外から部屋の中にいる男を見つけ、勝手に屋敷に侵入する。

 徒歩で逃亡するマイケル達。手錠でつながれたティーバッグとマイケル。「あれじゃ早く走れない。何とかしよう」とアブルッチに言うリンカーン。勝手に入り込んだ民家の納屋で、遅れて走ってきたティーバッグとマイケル。ティーバッグを突然押さえつけるリンカーン。スクレがその場にあった枝切バサミで、手錠のクサリを切り離そうとするが、全く切れない。笑いながら「手錠は外さねえ」と言うティーバッグ。その時向こうから、斧を手にしたアブルッチが近づいてきて振り下ろす。ティーバッグの叫び声。その場には切り落とされたティーバッグの片手があった。「ツイてるな、首を切られなかった」と皮肉を言うアブルッチ。「正気かよ」と驚くスクレ。呆然となるマイケル。騒ぎを聞きつけ、民家の住民が銃を手に近づいて来る。もだえ苦しむティーバッグを置き去りにして、逃げていくマイケル達。

 一人で逃亡を続けるトゥイーナーは、家畜運搬車を見つけ、荷台に紛れ込む。

 タンクレディ医師のことで、父親である知事に電話をした所長は、逆に知事から「テレビを見てみろ」と言われ、大統領が心停止で急死したことと、キャロライン副大統領が大統領に就任することを知る。

 キャロライン副大統は、記者会見を開いていたホテルの厨房で、急遽、大統領就任式を行い聖書に手を置いて宣誓する。キャロラインは第46代アメリカ大統領に就任することを認められる。その場に現れるサマンサ。「今後のことを」と話しかけるサマンサに、「秘書を通して」と冷たく言い残し、立ち去るキャロライン。

 捜査令状を持ったシカゴ警察がタンクレディの自宅に着てドアをノックするが応答がない。ドアを蹴破って突入した警察官は、リビングのソファーで倒れているサラ・タンクレディと注射器、薬の瓶を発見し、「薬物で到着時死亡の疑い」と通報する。

 家畜運搬車の荷台でセントルイスに向かうトゥイーナー。自転車で夜道を走るヘイワイヤー。マイケル達は飛行場まであと450mの場所まで来る。しかし警察車両に目撃され「止まれ、動くな」と警告される。飛行場では、待機していたアブルッチの部下が「これ以上はヤバイ」と言って、飛行機に乗り込む。

 ベロニカは屋敷の奥へと進みながら、死んだはずのステッドマンの裁判や検死を思い出す。そしてソファでまどろんでいるステッドマンを見つけ「ハロー、テレンス」と声をかける。目を開け、ベロニカを見つけるテレンス・ステッドマン。

 飛行場に向かって走って行くマイケル達。飛行機の機体が見えてくる。後ろからは大量の警察車両が追跡。その頃、腕から血を流し、切り落とされた片手を持ったティーバッグも、林の中を走っている。「もう少し、もう少しだ」と走るマイケル達。滑走路へと移動を始める飛行機。滑走路に到着したマイケル達は、今まさに飛び立とうとする飛行機に手を振る。しかし、飛行機はマイケル達の目の前で速度を上げ、頭上をかすめて離陸して上空へ。必死に手を振るマイケル達だが、飛行機は飛び去ってしまい、警察車両が飛行場に大量に押し寄せる。

 呆然としながら「走るんだ」と言うマイケル。暗闇に向かて再び走りだすリンカーン、アブルッチ、スクレ、シーノート。



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 まさかティーバッグがあんなことになるとは。でも、自分でアブルッチが言っていたように、過去の恨みで首を切らても不思議ではないティーバッグですから、手だけラッキーだったとも言えます。ちなみにこれって、「ウォーキング・デッドのシーズン1第3話」にも似たようなエピソードが出てきますね。手錠でつながれたメルルという男が、逃げ出すために手首を切る、しかもこれは自分で(ガクガク)。

 まあ、あっさり飛行機でメキシコへ飛んでめでたしめでたしじゃこの後のシーズンが続かないので、こうなるわな。
 もしシーズン1で人気が出なかったら、ここで飛行機に乗ってめでたく終わっていたかもね。

 ああ、それからタンクレディですが、死んではいません。シーズン2も出てるし。
 そして、キャロラインの本当の狙いって何?
 あっさり消されたニックですが、ベロニカは・・・・・。

 そして今回でシーズン1は終了です。以前、テレビCMでは「脱獄してもプリズンブレイク」て冗談半分に宣伝されていたそうですが、実際これ以降は「ブレイク後」の話ですね。それかまた、捕まって塀の中に戻されるの?でまた脱獄するとか?
 網走監獄博物館に行った時、通算6回も脱獄した「五寸釘の寅吉」という人物の資料を見ました。
 この人に比べれば、1回目の脱獄なんてまだ軽い軽い。

 というか、五寸釘の寅吉は実話だけに、この人のドラマが見てみたいけど、小説や映画にはなっていないようですね。
 美化しちゃいけないんだろけど、6回も脱獄しようと思うそのエネルギーがすごい。そのバイタリティと知恵があったら、別の分野で成功したかもしれないのに、寅吉は生涯をほぼ塀の中でおくったようです。6回も脱獄すりゃ、そうなるわね。

 プリズンブレイクの視聴はHuluで!

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