2014/02/11

午後7時~午後8時「トゥエンティーフォー」シーズン1第20話

 動画配信サイトhulu(フールー)で「24-TWENTY FOUR-(トゥエンティーフォー)」を観ました。



 ■シーズン1第20回 あらすじをざっくり言うと・・・

 建物を発見できないメイソンは撤収命令を出すが、ジャックは無視、日暮れの荒野を探し続け、ついに地下にある政府の極秘収容所を発見する。そこの所長マーク・デサルボは、今からある囚人が護送されてくることをジャックに教える。アンドレたちの狙いはその囚人だった。一方、ついに自分の家族のスキャンダルを公表したパーマーだったが、意外にも有権者の反応は同情的なものだった。(詳細は下記へ↓

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 24-TWENTY FOUR-(トゥエンティーフォー)
 シーズン1 第20話「午後7時~午後8時」 ストーリー


 メイソンは「アレクシスの意識が回復しそうだ」という連絡を受け、ジャックに戻ろうと声をかける。しかし、ジャックは「停電を予定していた7時20分まではここに残る」と主張し、キプリング21911番地へジャック一人を残し、メイソンは去る。

 トニーはテリーと友人の医師パースローを助け出す。記憶が戻ったテリーは「車が爆発したのよ」とキムが助かる見込みはないことをトニーに伝え泣くが、「キムならさっき電話で話した」と、無事を伝えるトニー。トニーの車で、3人はCTUへ向かう。

 パーマー上院議員の妻シェリーは、記者会見の内容を「敗北宣言に等しい」と避難する。「正直だということはアピールできた」と言うパーマー上院議員。意見の食い違いから、険悪なムードになる二人。

 キプリング21911番地付近で地下に続く階段を見つけ、降りて行くジャック。別の場所にいるアンドレ・ドレーゼンの無線機にジャックが現れたと連絡が入り、「なぜここに」と不思議がるアンドレ。ジャックは突然電気銃で打たれ、気を失って倒れる。

 意識の戻るジャック。現れた男は国防総省のデサルボと名乗り、ジャックの身元は確認したと言う。ジャックは7時20分の停電の計画や、大統領候補の暗殺未遂事件などを説明し、7時20分にどんな予定があるのかをデサルボに問いただす。デサルボはここは「重罪人の監禁施設」だと言い、7時20分に「特別扱いの囚人で、身元は伏せられている」人物が到着すると言う。それを聞いたジャックは、至急応援を要請し、警備を堅くするよう指示する。

 7時20分まであと3分。アレクシスがつかまったことを知らない兄アンドレは、武装した仲間と共に、ジャックがいる監禁施設の入り口を、離れた場所から監視する。ジャックを含む8名が、警備のため入り口を固めている。アレクシスの仲間は「看守は3人のはずだ」と言い、計画がバレているのではないかと問いかけるが、停電になれば関係ないと言うアレクシス。しかし結局、7時20分になっても停電は起こらず、アンドレは計画を断念する。
 ジャックはヘリコプターで移送されてきた「特別扱いの囚人」をデザルボ達と協力し、監禁施設へ収容する。

 麻薬取引の現場で逮捕され、警察に連行されたキムは、取調室で刑事に「私はジャック・バウアーの娘」と言い、今日一日の出来事を説明するが、たいした虚言癖だと取り合ってもらえない。

 パーマー上院議員は選挙参謀のマイクと共に「議員が率直に語ったことで、好感度がアップしたようです」というニュースを見て、支持率が上がっていることに胸を撫で下ろす。
 そこへジャックから電話がある。国防総省の監禁施設にいて特別扱いの囚人と会話したいが、所長のデザルボが許可しないので、根回ししてほしいという依頼だった。

 ジャックは7時20分には何も起こらなかったが、まだ安心はできないと監禁施設の中で警戒を続けていた。そして監視カメラの画像から、移送されてきたのはジャックが2年前に殺したはずのビクター・ドレーゼンだとわかる。

 相手がビクター・ドレーゼンだと知ったジャックは、所長のデザルボにこれまでの経緯を話し、ビクターを逃したらやりたい放題に復讐をされてしまう。息子たちに奪還されるまでに、別の場所へ移そうと提案する。しかしデザルボは、まずは上司に連絡する必要があると言う。

 アンドレは「弟は死んだものと思って、別の手段を考えよう」と、変圧所を爆破して停電させ、父を救うと仲間に伝える。

 パーマー上院議員は、選挙結果に満足する様子の妻シェリーに、息子の事件を7年間も黙っていたことにより、信頼も愛も失ったと伝え、もう信用できないと言う。しかし、ジェリーは「厄介払いできると思ったら大間違いよ」と言い、あなたが大統領就任式に出る時、隣に立つのはこの私だと主張する。

 キムは留置場へ入れられる。

 ジャックはデザルボに「俺は茶番劇に使われて、部下を全て失った」と語る。実はジャックがコソボで殺害したと思っていたビクター・ドレーゼンは生きていて、しかも貴重な情報源としてアメリカ国防総省が身柄を拘束していたのだ。ジャックがコソボで遂行した任務は、「ビクター・ドレーゼンは殺害された」と世界をあざむくための嘘だった。ジャック自身がその事実にようやく気づく。

 そこへ「5分だけジャックが尋問していい」という電話が、デザルボに入る。許可を得たジャックは、ビクター・ドレーゼンに対面し、コソボで建物が目の前で爆破されたことや、建物にビクターの妻子がいたことは知らなかったことなど語りかけるが、ビクターは何も言わない。これ以上無謀な計画を立てると、息子たちまで失うことになるとジャックが忠告すると「息子たちは兵士だ」とビクターが口を開く。「息子たちを死なせたいのか!」と叫ぶジャック。その様子を見たデザルボが部屋に駆け込み「わかった、移送しよう」と言う。

 再度全員武装して、見取り図にない出口に案内するようデザルボに指示するジャック。しかしビクターを伴って出口に向かう途中で、突然停電になる。その様子を見て「むすこたちが来た・・・」とつぶやくビクター。



 ビクター・ドレーゼンの話は「ヒットラーは実は生きていた」や「サダム・フセインは実は生きている」みたいなことですね。

 それよりなにより、キーファ・サザーランドにルー・ダイアモンド・フィリップスといえば!!「ヤングガン」!!

映画パンフレット 「ヤングガン」 出演 エミリオ・エステベス/キーファー・サザーランド/チャーリー・シーン

 私はこの映画でルー・ダイアモンド・フィリップスのファンになったけど、その後あまりパッとしなかったルーですね(ちなみに今回のデザルボ役の人ね)。キーファとは旧知の仲のお友達だそうです。
 ネイティブアメリカンの血を引くルーですが、昔に比べて「ネイティブアメリカン」色がかなり薄くなっていますね。「ラ・バンバ」が最大のヒット作かな・・・・?

 昔はこのへんの人にトム・クルーズやマット・ディロン(デイモンではないよ)も加えて「ブラット・パック」なんてネーミングされて、さかんに映画雑誌で特集されていました。

 あの頃はトム・クルーズよりマット・ディロンやロブ・ロウの人気の方が高かったけど、まずイチ抜けたという感じでトム・クルーズが「トップガン」でヒットを飛ばし、先頭集団から飛び出して独走態勢に。エミリオ・エステベスも頑張って、残りのブラット・パックメンバーを集結させて、「ヤングガン」を撮り、サントラはボン・ジョヴィに依頼したりして、それなりに話題作りに励みました。

 私は深夜の洋楽番組で、ジョン・ボン・ジョヴィが映画のテーマ曲でソロデビューという話題を見て、曲がまず好きになり、そのあと「ヤングガン」も何度か見ました。いい映画です。

 エミリオ・エステベスもルー・ダイアモンド・フィリップスも見なくなったわねえ・・・・・と思ったその頃、まさかの穴馬キーファ・サザーランドがジャック・バウアーで大ブレイク。映画ではパッとしなかったサラ・ジェシカ・パーカーが「セックス・アンド・ザ・シティ」でブレイクしたのと同じパターンですね。

 ぶっちゃけジャック・バウアーでヒットを飛ばすまで、私の中のキーファ・サザーランド像は「ジュリア・ロバーツに結婚をドタキャンされた人」と「映画「ヤングガン」で地味な役をやっていた人」くらいしかない・・・。

 少なくともあの頃は、ルー・ダイアモンド・フィリップスの方が役の上でも目立っていた。

 実は映画よりジョン・ボン・ジョヴィのサントラ盤の方が私のお気に入りで、かれこれ25年近く聴き続けている愛聴盤だったりします。

Blaze Of Glory: Songs Written And Performed By Jon Bon Jovi, Inspired By The Film Young Guns II

 ルー・ダイアモンド・フィリップスが出てきた時点で、予備知識(24にルーが出ているという)のなかった私はキャー!ルー・ダイアモンド・フィリップス!!と興奮し、キーファとルー、「ヤングガン」以来~と感動しておりました。

 ちなみに、ビクター・ドレーゼン役は「イージーライダー」でおなじみのデニス・ホッパーですね。2014年2月現在、「イージーライダー」もhuluで配信中です。

 これは昔見て、途中で挫折して最後まで見ていないので、近日中には見たいと思います。
 
 24-TWENTY FOUR-トゥエンティーフォーの視聴はぜひhulu(フールー)でね♪(日本語吹き替え版も配信スタートしました)


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