2014/04/21

家族への告知 「ブレイキング・バッド」シーズン1第4話

 動画配信サイトhulu(フールー)で「ブレイキング・バッド」を観ています。



 ★過去の全エピソードのリンクは→海外ドラマあらすじ一覧をご覧ください。

【登場人物】
 ウォルター・ホワイト
  高校教師。妊娠中の妻と、脳性麻痺の長男がいる。
 スカイラー
  ウォルターの妻
 ウォルターJr
  ウォルターの息子。脳性麻痺で体は不自由だが、それ以外は普通の高校生
 ジェシー・ピンクマン
  ウォルターの元教え子で、ドラッグのディーラー。
 ハンク・シュレイダー
  ウォルターの妻の妹の夫。麻薬取締局(通称DEA)の敏腕捜査官

 ■シーズン1第4回 ざっくり言うと・・・
 二人のギャングはウォルターたちにより葬られたが、ハンクがその二人を追っていることをウォルターは知る。ウォルターの家族と友人たちは彼のガン治療のためにあらゆる試みをする。病気の治療にかかる莫大な費用をどう調達するのか、頭を抱えるウォルター。一方でジェシーも苦悩中。馴染みの客からドラッグを頼まれてしまい、何としてでも追加で製造しなくてはならなくなったのだ。(詳細は下記へ↓



ブレイキング・バッド(Breaking Bad))
シーズン1 第4話「家族への告知」 ストーリー


 麻薬捜査官のハンクは行方不明のエイトとエミリオを追っていた。エイトの車が荒野に乗り捨てられていたことから、すでに殺害されている可能性もあると捜査員に告げるハンク。さらにその車から発見されたメス(メタンフェタミン)はこれまで捜査上も見たことがないほどの99・1%という高純度である点と、エイトの車の発見現場に落ちていたガスマスクの分析から、どこからか現れた新人が、この街でメスを作っていると判断し「新たな"キング"になるかもしれない」と会議で発言する。

 ウォルターは、ハンクやその妻マリー、息子のウォルターJrがいる前で「自分は肺がんで、かなり症状も悪い」と告白する。ハンクや放射線技師として病院に勤務しているマリーは、ウォルタースカイラーに、最高の医師を見つけ、協力すると励ます。

 ジェシーは、自宅に呼んだ友人に「最近、最高傑作を完成させた」とメスのことを話し、成り行きから友人たちにウォルターがつくったメスを試させる。

 マリーが紹介してくれたガンの名医に予約をとるスカイラーだが、その電話の様子を聞いてたウォルターは「保証金に5,000ドル必要」と聞いて「年金から借りる」と言う。しかし、実際はエイトから手に入れた金が自宅の通風口に隠してあり、そこから必要な代金を取り出す。

 ジェシーは不気味な幻覚を見て、エイトとエミリオを処分した叔母の家にいることが嫌になり、久しぶりに実家に帰るが、成績優秀な弟ジェイクと、その弟へのジェシーの悪影響を心配する両親の様子に疎外感を感じる。そこへメスを試した友人から「もっとほしい。リッチないとこが全部買うと言ってる」と連絡がある。

 ウォルターの自宅へやって来るジェシー。「もう一度、二人で作らないか」と話を持ち掛けてくるジェシーに「二度と顔も見たくない」と、そっけない態度をとるウォルタージェシーは「あんたの取り分だ。俺はちゃんと金にした」と言って、4,000ドルをウォルターに投げつけ、去って行く。

 マリーに紹介された、ガンの名医の診察を受けたウォルター。「ステージ3A。ガンは肺からリンパに転移し、深刻な状態」と言う医師だが、スカイラーの「でもまだ、治療は可能ですよね・・・」という問いかけに「試す価値はある。放射線治療と化学療法には実績がある」と答える。しかしその後、医師が列挙する治療の副作用を聞いているうちに、暗澹たる気分になるウォルター

 実家のジェシーの部屋で、家政婦が薬物らしきものを見つける。両親に「これは何だ」と聞かれ「知らない」と言いはるジェシー。「変わらんな」と言う父。「これまで何度、同じ会話をしたことか。そのたびに知らないと言いはり、親の情に訴えた」と嘆く母。「もう限界」と母から言われ、「出て行ってくれ」と父から言われるジェシー

 実家の前でタクシーを待っているジェシーの元へ、弟ジェイクがやって来る。「助かったよ、返してくれる?」と薬物を受け取ろうとするジェイクに「やめておけ」と言って、薬物を地面に投げ捨て踏みにじるジェシー

 自宅に戻ったウォルタースカイラースカイラーは治療に乗り気だが、ウォルターは9万ドルという高額な医療費に躊躇している。お金ならなんとかなると言うスカイラー。しかしウォルターは「家族に借金だけ残して、去ることになる。一時の感情で決めるべきではない」と言う。その会話を聞いていたウォルターJrは「じゃあさっさと死ねばいい」と言い放つ。唖然とするウォルタースカイラー

 車でどこかへ向かうウォルターは、運転途中に激しく咳き込み、ホームセンターの駐車場に急停車する。喀血するウォルター。そこへ、偶然、以前銀行でウォルターが順番待ちをしていた駐車スペースに割り込んできた、ムカつく男がやって来るのを見かける。男が自分の車を離れたスキを見計らって、ウォルターは給油コーナーにあった窓ふきモップで男の車のバッテリーをショートさせる。煙がボンネットから吹き出し、爆発炎上する男の車。慌てる男を横目に、立ち去るウォルター




*****************************************


 最後のシーンはちょっと笑ったけど、喀血したウォルターが心配でもありますね。

 以前マイケル・ムーア監督の映画「シッコ」でも観たけど、アメリカの医療費て桁違いに高いですね。「シッコ」でも「金のないやつは死ねってことか」みたいな話(しかも実話)が散々紹介されていました。



 日本でも、お金持ちの人が「保険が効かない治療」を選択することはあるけど、保険適用でも最低限の治療は受けられる・・・・はず。

 あと、ジェシーの優秀な弟というのは、実の弟なんでしょうか?やけに歳が離れているし、お母さんが老けているので、最初はジェシーが出て行って、息子のを諦めた両親が迎えた養子、かと思いました。お父さんが「これまでどおり突き放そう」と言ったあと、夕食のためにテーブルセッティングをするジェシーを見て考えなおすシーンは、ちょっと可愛そうだった。
 それにしても気になるのはエイトの遺体。エミリオみたいに溶かしたのかしら?ジェシーが実家に帰ったのは、それらの出来事があった叔母の家がもう不気味だし、臭いし、グロいから・・・という理由もあったんじゃないかと勝手に解釈しました。

 気になった方はhulu(フールー)で!

 ★続きはこちら ブレイキング・バッド1-5
 ★過去の全エピソードのリンクは→海外ドラマあらすじ一覧をご覧ください。


ランキングに参加しています!
にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ