2014/05/07

最強のワル 「ブレイキング・バッド」シーズン1第6話

 動画配信サイトhulu(フールー)で「ブレイキング・バッド」を観ています。



 ★過去の全エピソードのリンクは→海外ドラマあらすじ一覧をご覧ください。

【登場人物】
 ウォルター・ホワイト
  高校教師。妊娠中の妻と、脳性麻痺の長男がいる。
 スカイラー
  ウォルターの妻
 ウォルターJr
  ウォルターの息子。脳性麻痺で体は不自由だが、それ以外は普通の高校生
 ジェシー・ピンクマン
  ウォルターの元教え子で、ドラッグのディーラー。
 ハンク・シュレイダー
  ウォルターの妻の妹の夫。麻薬取締局(通称DEA)の敏腕捜査官

 ■シーズン1第6回 ざっくり言うと・・・
 妻スカイラーのため、彼女が望む治療を受ける決心をしたウォルター。ドラッグ製造のために必要な薬品と器材を盗み出したウォルターとジェシーだったが、ハンクの捜査の手は徐々にウォルターに伸びていた。ジェシーはトゥコという大物ボスを紹介され大掛かりな取引を提案するが、逆に半殺しの目にあってしまう。ウォルターは自作の爆薬を手にトゥコのところまで出向き…。 (詳細は下記へ↓



ブレイキング・バッド(Breaking Bad))
シーズン1 第6話「最強のワル」 ストーリー


 ウォルターはメスの密造を再開する前に「取引先とは一切無関係でいたい。私はお前の秘密のパートナーだ」とジェシーに忠告する。

 同時にガンの化学療法をスタートさせるウォルターは、抗癌剤の副作用に苦しむ。学校での授業中も、トイレに駆け込み、嘔吐するウォルター。その様子を目撃した用務員のヒューゴは、ウォルターに温かい言葉をかける。

 ウォルターは荒野でジェシーと二人作業をしている時、再び体調不良になる。ジェシーウォルターの胸の斑点を見て、ガンなのかとたずねる。ガンで死んだ叔母にも、胸の同じ所に同じ斑点があったというジェシー。「放射線を当てる部分だ、肺ガンか?水臭いんだよ」と言ったあとジェシーはようやく、ウォルターが家族に金を残すために違法薬物の製造に手を染めたと理解する。

 荒野で発見されたガスマスクの調査をしているハンクは、マスクに「ウィン高校 化学実験室」と表記されていた事実を突き止め、「ウォルターの勤める学校だ」とつぶやく。

 ウォルターが作ったメスを、一晩中売りさばいたジェシーは、その儲けで買ったプリペイドの携帯電話と、取り分の1,300ドルをウォルターに渡すが、金額が少なすぎるとウォルターが不満を漏らす。「小さく売らず、丸ごと買い取ってもらえ」と言うウォルター。しかし、ジェシーは、丸ごと買ってもらえる相手だったクレイジーエイトは「あんたが殺した」と言い、その後釜の男、トゥコにはコネが無いと言う。「先生の考えはリスクが高すぎる」と言うジェシーにキレて「もっと大きく打って出ろ」と言うウォルター

 学校で作業するウォルターの元へ、ハンクが「仕事関係だ」と言って捜査に訪れる。「これに見覚えは?」とガズマスクを見せるハンクに、しらを切るウォルター
 保管庫の鍵は用務員と副校長と自分しか持っていないとハンクに説明するウォルターハンクはリストと照合して、フラスコの数も足りないと言う。

 ジェシーウォルターに電話し、「友達のスキニーピートがトゥコとムショで同房だったとわかったので、顔をつないでもらい、大量取引してくる」と言う。しかしいざトゥコと交渉すると、メスだけ受け取って「金は後払いだ、委託販売だから」と言うトゥコと「承知できない、メスは現金と交換だ」と言うジェシーとでもめる。キレたトゥコは、麻袋に現金を詰め、ジェシーに渡すと見せかけて、その麻袋でジェシーをめった打ちにする。

 ハンクが再びウォルターの学校にやって来る。用務員のヒューゴがウォルターウォルターJrの目の前で逮捕される。その夜、ウォルターの家に来たハンクは、ウォルターJrからヒューゴのことを聞かれ「彼には麻薬所持の前科があった。学校の備品を盗んだ容疑で逮捕した。鍵も持っていたし、つじつまが合う」と言う。それを聞いて「ヒューゴが盗んだとは思えない」と発言するウォルター

 ウォルターはシャワーを浴びていて、抗癌剤の副作用で髪が抜け始めていることに気づく。

 ジェシーの携帯に何度も電話するウォルター。ようやく電話に出たのはスキニーピートだった。ジェシーは入院していることがわかり、ウォルターが病院へ行くと、ひどい状態でベッドに横たわってるジェシー。そばにいるスキニーピートが「肋骨何本か折れている。ひどく殴られたから」と言う。「トゥコのことを、全て教えてくれ」とスキニーピートに言うウォルター

 朝、抗癌剤の副作用でまばらになった髪をひと思い剃って、坊主頭になるウォルター。驚くスカイラー

 ウォルターはビニール袋に入れた結晶を持って、一人でトゥコに会いに行く。トゥコに名前を聞かれて「ハイゼンベルグ」と名乗るウォルター。「いくらほしい」と言うトゥコに5万ドルを要求したウォルターは、「メスの代金3万5千ドルと、パートナーの慰謝料1万5千ドルだ」と言う。笑って「あのガキか」とトゥコは言い、「あいつにヤキを入れてやったのに、またメスを持ってきたのか?おめでたいヤツだな」と言う。そのトゥコに向かって「一つだけ間違いある」と言うウォルター

「これはメスじゃない」
 トゥコのデスクの上に投げ出された結晶の一粒を手にとったウォルターはそう言うやいなや、その結晶を壁に投げつける。突然大爆発を起こす結晶。残りの結晶の袋を持ち上げ「まだ、やるか?」とトゥコにすごむウォルター。「いい度胸だ、話はわかった」と言ったトゥコは、5万ドルを支払い、さらに「来週もう1ポンドたのめるか」と依頼する。「では2ポンドなら取引しよう」と言い返すウォルター。取引が成立したあとトゥコが「それは何だ」とウォルターの持つ結晶のことをたずねる。「雷酸水銀だ。簡単な科学さ」と答えるウォルター

 ウォルターは5万ドルを持ってトゥコのアジトをあとにする。



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 「雷酸水銀」というものが出てくると、事前のリサーチでわかっていたのですが、想像以上に面白かったというか、スケールがでかかったです。

 しかし、あんな素顔でジェシーの入院してる病院へ行ったり、自分の車(ですよね?)でトゥコのアジトまで行ったり、ずいぶんガードが甘い気が・・・・・。

 こんな調子だとすぐ、正体がバレそうなものだけど。
 小さい街の中だとしたら、すぐにジェシーの相棒はウォルターてわかっちゃいそうですけどねえ(笑)。

 ジェシーの家に行くときも、そのまま素面でズカズカ入っていくしねえ・・・・。
 あの、ジェシーの友人のスキニーピートとかが、口が軽くてベラベラウォルターのことを他人に話しちゃいそうな気がする。

 昔、映画で、悪徳警官が捜査で手にしたワイロの金を、妻に内緒で自宅の庭のスプリンクラーの水栓か何かのフタの下に貯めこんでいるというストーリがあった。たしか「蜘蛛女」という映画。
 あれみたいにウォルターも今後はせっせと通風口の裏に札束を貯めこむのかしら。

 そういうへそくり、私も憧れるわ・・・・。

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 ★続きはこちら ブレイキング・バッド1-7
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