2014/05/09

消息不明 「ブレイキング・バッド」シーズン2第2話

 動画配信サイトhulu(フールー)で「ブレイキング・バッド」を観ています。



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 ■シーズン2第2回 ざっくり言うと・・・
 ハンクはギャングの殺人現場で採取した指紋を照合し、そこから容疑者としてトゥコを割り出す。そのトゥコはウォルターとジェシーを誘拐して砂漠に住む自分の叔父の家で連れて行く。ギャング殺人事件とまた別としてウォルターの失踪を調べていたハンクは、ウォルターとジェシーの関係に手がかりをつかむ。そしてどうにかトゥコから逃げようとするウォルターたちは…。 (詳細は下記へ↓



ブレイキング・バッド(Breaking Bad))
シーズン2 第2話「消息不明」 ストーリー


 麻薬捜査局のハンクは、捜査会議で、ドーズの遺体からトゥコ・サラマンカの指紋を採取したと発表し、トゥコ逮捕に全力尽くすよう捜査員達に激を飛ばすが、「見つかりっこない、今頃メキシコさ」と相棒のゴメスにだけはつぶやき、実は義兄のウォルターが昨夜から行方不明だと伝えて、一人捜査を外れて外出する。

 ウォルターの自宅へ来るハンク。知り合いの捜査官ティムも来ている。スカイラーはティムにウォルターの特徴や最近の様子を伝える。「昨夜、携帯の着信があった直後に出て行った」と話すスカイラー。手掛かりになるかと問うスカイラーに、うなずくティム。話が終わり、ティムとハンクが外に出た時「実は携帯の着信を調べた」とハンクが言う。「記録が見当たらない」というハンクにティムは「第2の携帯か」と言い、うなづくハンク

 砂漠で携帯を投げ捨てるトゥコ。ジェシーの車のトランクに、押し込められているウォルタージェシー
 ようやく砂漠の中の一軒家で、二人はトランクから出される。

 「行方不明」のビラを配るスカイラー。マリーもそれを手伝い、仲違いしていた二人は和解する。

 砂漠の一軒家の中には、トゥコが「オジキ」と呼ぶ車いすの男が一人暮らしている。「麻薬捜査局が今朝アジトに踏み込んできた」とトゥコは言い、「お前らの仕業か?」とウォルタージェシー二人を疑う。ゴンゾが死んだことも、気づいていない様子のトゥコは、ゴンゾが警察に自分を売ったに違いないと勘違いし、怒り狂う。

 「持ち物を出せ」と言われてポケットの中身を出す二人。ウォルターが持っていた毒入りのメスを見て、何も知らずに興味を示すトゥコ。ジェシーが必死に「強烈だ、ぶっ飛ぶ」とすすめるが、「くさい」と嫌がるトゥコ。
 トゥコはさらに、メキシコに行って俺たちで麻薬を作り、大金を稼ごうと言い出す。その間もジェシーは毒入りメスを「逸品だ、今までとひと味違う、新商品だ、隠し味が入っている」と必死にトゥコにすすめるが、「チリパウダーが入っている」とジェシーが言ったことで、「チリは嫌いだ」と拒否される。

 「お前は用済みだから、始末する」とジェシーに突然銃を向けるトゥコ。「大事なパートナーだ、いないと私が困る」とトゥコを止めるウォルター。「イトコが迎えに来て、夕方にはここから脱出する。車に乗らなければ、殺すまでだ」と二人に忠告するトゥコ。

 ウォルターの自宅ではハンクとマリーがスカイラーを励ましている。「携帯の秘密」とマリーが口を滑らせたことで、ウォルターが第2の携帯を持っている可能性があることがスカイラーにバレてしまう。「つまり、秘密があった」と説明するハンク。「マリファナにハマって、売人に借金をつくったのかも」と勝手に推理するマリー。「売人を見つけて。何か知っているかもしれないし」と言うマリーに、「その線も今、調べている」と答えるハンク

 ハンクジェシーの実家にやって来て、ジェシーの母親と会話する。ジェシーウォルターと連絡をとっていたようだと母親にたずねるハンクウォルタージェシーの高校時代の恩師だと言う母親。ウォルターが行方不明だと伝え、息子さんと連絡がとりたいと母親に言うハンクだが、ハンクが麻薬捜査局の者と聞いて「息子の件で来たのね。息子とは音信不通で会う予定もない」と冷たく言う母親。最後にジェシーの車は「89年型モンテカルロのローライダーか」と母親に尋ねるハンク。母親が認めたことを確認して、相棒ゴメスに「追跡システムで調べろ。ローライダーだからすぐわかるはずだ」と連絡するハンク

 食事を作っているトゥコ。ジェシーがチリパウダーと言ったことを責めるウォルターウォルターが、拳銃を自宅に忘れてきたことを責めるジェシー。その時テレビにゴンゾ死亡のニュースが流れ、慌ててチャンネルを変えたウォルターは、念のためその場にいたオジキが正気か確かめる。

 食事が出来て、二人に食えと言うトゥコ。トゥコがオジキの車いすを食卓へ移動するスキに、毒入りメスをトゥコのトルティーヤにふりかけるウォルター。しかし、その様子に気づいたオジキが、突然車いすに付いたベルを鳴らす。オジキのベルを「トルティーヤを交換しろ」という意味だと理解したトゥコは、自分の皿とオジキの皿を交換する。皿ごとトルティーヤを床に落とすオジキ。さらにウォルターを指さし何か言おうとするオジキだが、言葉が出てこない。

 マシンガンで遊んでいるトゥコにオジキが何度もベルを鳴らす。「ふざけんなよ」と言うトゥコだが、どうやら二人にガンを飛ばし、気に食わない様子のオジキに気づくトゥコ。「こいつらが信用できないのか?」というトゥコの問い掛けに「イエス」という意味でベルを鳴らすオジキ。「お前らオジキに何をした!」とキレるトゥコ。「チャンネルを勝手に変えたから」と言い訳する二人だが、さらにそんな言い訳はウソだという意味でベルを鳴らすオジキ。

 激怒したトゥコが、ジェシーを外に引きずり出し、殴る蹴るの暴行を加え始める。慌てて後を追ったウォルターが「毒を入れたのさ、お前を殺すために。お前はイカれている。お前のようなクズは殺すしかない」と言って、トゥコの気を引いた瞬間、砂の中にあった石をつかんでトゥコに殴りかかるジェシー。その隙にトゥコが投げ出したマシンガンでなんとかトゥコを撃とうとするウォルターだが、狙いが定まらない。その時、トゥコが腰に挿していた拳銃を奪い、トゥコの腹を撃つジェシー。打たれて倒れるトゥコ。

 「もういいだろう」とまだ息のあるトゥコを置いて逃げ出す二人だが、ジェシーの車の鍵がない。そこへ近づいて来る一台の車が見える。マシンガンを車に残して「トゥコのイトコだ」と逃げ出した二人は、物陰に身を隠す。

 車で来たのはハンクだった。
 血を流して立っているトゥコに「ジェシー・ピンクマンか」と声をかけるハンクだが、顔を観た瞬間に、それがトゥコだと気づく。
 車にあったマシンガンを取り出し、ハンクに向けるトゥコ。ハンクとトゥコは激しい撃ち合いになるが、最後はハンクの一撃がトゥコを倒す。

 「あれはハンクだ」と気づいて驚くウォルターは、走ってその場から逃げ出す。慌ててジェシーもあとを追う。

 チンチンチン・・・・オジキのベルが、砂漠に虚しく響く。


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 はーはーはー・・・・手に汗握るとは、まさにこのこと。
 今回のトゥコと二人のやりとりのシーンは、白熱しました。
 ハンクも、最初は単なる気のいい義理の弟かと思ったけど、見せ場がありますねえ。
 ラストのトゥコをハンクが仕留めるシーンは、カッコ良かったです。

 役者が皆、上手いですね。私ごとき者が偉そうに言えることでもないけど・・・
 ウォルター役のブライアン・クランストンはもちろんのこと、トゥコ役の役者もいい味出してますね(名前がわからん・・・)。
 一節によるとトゥコ役は役者が「もう演じられないってギブアップした」そうです。キャラ的にはものすごくおもしろのに。
 本人も相当疲弊する役だったのか、それとも勘違いして本当にそういう人だと思う一般ピープルに悩まされたのか・・・・「俳優側自ら、キャラ殺してくれって言うのも珍しい」と言われているそう。

 誰?トゥコ役て誰?・・・と探してようやくわかりました(一回英語サイトで検索して、また日本語サイト戻って・・・やっとわかった)。

 トゥコ役は、『クローザー』のフリオ・サンチェス捜査官役で有名なレイモンド・クルス(レイモンド・クルツとも表記される)という役者さんだそうです。

 本来は主人公に協力する警官・軍人役が多いんだそう。
 悪役もピッタリですよ。
 ポスト「小さいおじさんジョー・ペシ」じゃないかしら。

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