2014/05/16

ソウルに電話しよう! 「ブレイキング・バッド」シーズン2第8話

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 ■シーズン2第8回 ざっくり言うと・・・
 ジェシーは薬を売らせていた仲間バジャーの逮捕でしたたかな怪しい弁護士、ソウル・グッドマンを雇う。ソウルは警察に仕入れ先を密告すれば釈放が可能だとバジャーを説得するが、自分たちの名前が出ることを恐れたウォルターとジェシーが弁護士を誘拐する。ソウルはほかに方法があると、ウォルターの身代わりになる男を紹介するが、それには高額な手数料が必要だった。(詳細は下記へ↓



ブレイキング・バッド(Breaking Bad))
シーズン2 第8話「ソウルに電話しよう!」 ストーリー


 おとり捜査でバッジャーが逮捕される。

 テレビから弁護士ソウル・グッドマンのCMが流れてくる。かなり怪しげなソウル。

 隣に住む管理人のジェーンと親密な関係になるジェシー。ハッパを吸おうと誘うジェシーにジェーンは、自分は薬物更生プログラムの途中だからと断る。

 週末も出勤するスカイラーに愚痴を言うウォルタースカイラーが出かけたあと、マリーから動揺した様子で電話がかかってくる。マリーの家に駆けつけたウォルターにマリーは「昨日突然帰ってきた」と、ハンクが遭遇した爆発事件を語る。部屋にこもったまま出てこないハンクを気にするマリー。ウォルターが部屋に入り話しかける。「元の現場に戻された」と語るハンクを励ますウォルター

 ウォルターは紙幣計算機を手に入れ「こいつを24時間稼働させるくらい稼ごう」とジェシーに言う。しかし、ジェシーがコンボへ電話すると「怖くて黙ってた。バッジャーは逮捕され警察だ」と言われる。

 ハンクは元の部署に戻る。同僚の前では明るく振る舞うハンク。ブルー・メスの売人(バッジャーのこと)がようやく逮捕されたとわかり、ゴメスと一緒に会いに行くことに。

 バッジャーの取調室へ、弁護士のソウルが突然やって来る。「二人にしてくれ、法律だ」と刑事を追い出したソウルは「誰かに電話して、弁護料4,650ドルを頼んでくれ」と言い、自分と契約すれば最高の刑事弁護をするとバッジャーに営業する。

 ウォルタージェシーは、弁護士のソウルの事務所の前まで来るが、弁護士事務所の怪しい外観を見て「まともな弁護士を探すべきだ」と言うウォルター。しかしジェシーは、エミリオは彼のお陰で現行犯で逮捕され証拠もあったのに、2回も釈放されている。彼はスゴ腕、適任者だと語る。どちらが依頼に行くかで、コイントスをし、ウォルターが行くことになる。

 事務所へ入ってきたサングラスにキャップ姿のウォルターを見るなり「DBクーパーを見つけたとFBIに電話してもいいかな?」と冗談を言うソウル。バッジャーのことを甥と偽って相談するウォルター。ソウルは、麻薬捜査局の本命はハイゼンベルグという男だから、バッジャーが麻薬捜査局との取引に応じて、その正体を明らかにすれば、すぐに釈放されると、当のウォルターに向かって言う。それを聞いて動揺したウォルターは、取引に応じるとハイゼンベルグからの報復が怖い、「ある男はATMで頭をつぶされたらしいぞ」とソウルに言うが、その事件は私の担当だから、妻に殺されたのは明白で、あれはガセネタと笑うソウル。ウォルターは「1万ドル渡すから、麻薬捜査局には何も話すな」と言ったあと、激しく咳き込む。

 車に戻ったウォルターは、ソウルは1万ドルを「道徳に反する」と言って受け取らなかった。このままバッジャーが麻薬捜査局との取引に応じたら、我々が危ないとジェシーに伝えて、考え込む。

 夜、事務所を閉めて帰宅しようとするソウルを襲い、荒野に拉致するウォルタージェシー。二人は目出し帽で覆面をしている。穴の前に座らされて、銃を向けられるソウル。二人の脅しに恐れをなして、弁護を引き受けると言うソウル。ウォルターが激しく咳き込んだことで、昼間事務所に来た人物とばれてしまい、二人とも覆面を取って顔を見せる。「取引させずに、刑務所に送る」と言うソウルに「ムショはダメだ」と言うジェシー。ソウルは「それなら身代わりが必要だ」と言う。

 ハンクから尋問を受けるバッジャーの横にはソウルが座っている。ハイゼンベルグの特徴を50~70歳くらいで中肉中背、髪はないと語るバッジャー。

 ソウルの事務所。ウォルタージェシーは「通称"出戻りジミー"」と呼ばれる、人の身代わりになって刑務所に入ってくれる人物の存在をソウルから知らされる。費用として8万ドルと、メス1ポンドを要求してくるソウル。高すぎる費用に悩むウォルタージェシーだが、結局支払う意外に選択肢はなかった。

 麻薬捜査局がハイゼンベルグを逮捕するために、バッジャーがオトリとなって、密会現場に出向くことになる。ハンクたち麻薬捜査局の捜査員が離れた車からバッジャーを見張っている。道端のベンチ(奇しくも、ソウルの広告入り)でハイゼンベルグを待つバッジャー。ソウルの計画では、ハイゼンベルグに扮した"出戻りジミー"がそこへ現れる予定だったが、偶然よく似た外見の、無関係な男がベンチに座ってしまう。

 ウォルタージェシーも、別の車で様子を見ているが、無関係な男に混乱しているバッジャーに気づく。そこへやって来るハイゼンベルグに扮した"出戻りジミー"その人は、隣のベンチに座ってしまう。無関係の男を出戻りジミーだと思い込み話しかけるバッジャー。ウォルターは車を急発進させてベンチに近づき、ジェシーに「降りて、話しかけろ」と言う。

 麻薬捜査局がいるというジェシーに「そっちは何とかする」と言ったウォルターは、偶然を装って「ハンク!やっぱり君だったのか!もう大丈夫なのか?張り込み中か?」と話しかけ、車で麻薬捜査局の視界を遮る。ハンクは「ウォルター、頼むからどいてくれ」と焦る。その間にバッジャーに近づき「違う、あっちの男だ」と声をかけるジェシー。バッジャーはジェシーの言葉でようやく間違いに気づき、出戻りジミーに接触する。ハイゼンベルグと認定されて、麻薬捜査局に逮捕される出戻りジミー。ハンクだけは何かおかしいという顔で見ている。

 帰宅したジェシーは大きなベッド・マットが部屋にあるのを見つける。ジェーンがやって来て「ベッドは買った?」とたずねる。うなづくジェシー。二人は抱き合ってベッド・マットに倒れこむ。

 ソウルは、放課後学校にいるウォルターの前に突然現れ「驚いたな、化学の先生とはね」と言う。唖然とするウォルター。「もっと脇を固めないと、簡単に追跡されるぞ」と言うソウルは、探偵を雇って、ウォルターの正体を調べた様子だった。「ドラッグディーラーにも弁護士は必要だ」とソウルは言い、仲間が逮捕されたということは、これから警察の監視の目も厳しくなるだろうと言う。「もっと金を稼ぎたい時や、金を守りたい時はソウルに電話を!」と言ってCMのポーズを見せ、去って行くソウル。


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 やっぱりね、という感じでジェシーとジェーンがラブアフェアですわ(笑)。

 おとり捜査官の痩せた男は、「パイレーツ・オブ・カビリアン」などに出ていたマッケンジー・クルックに似ていた。別人でしたが。

 ソウルが言うまでもなく、ジェシーウォルターは脇が甘い。あまあま(笑)。
 顔はいつも晒しているし、自家用車でウロウロしているし。

 ウォルターの扮装を見て「DBクーパー」と言ったソウルのギャグは「プリズン・ブレイク」を見ていなかったら、理解できなかったと思います。「DBクーパー」というのは、日本で言うと「三億円事件の犯人」みたいなもので、大金を奪いながら最後まで逮捕されなかった人物ですね。「三億円事件」と言ったら「白バイ警官のモンタージュ」がおなじみですが、「DBクーパー」もサングラスがトレードマーク?みたいなもんだと思います。
 ちなみに「プリズン・ブレイク」には「あいつが本物のDBクーパーらしい」という登場人物(もちろんドラマの設定上)が出てきます。「プリズン・ブレイク」もhulu(フールー)で配信中です!

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