2014/06/25

アルバカーキ 「ブレイキング・バッド」シーズン2第13話

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 ■シーズン2第13回 ざっくり言うと・・・
 薬の過剰摂取によりジェーンが死亡する。ジェシーは証拠をうまく消し去りウォルターに捜査の手が及ぶことはなかったが、ジェシーは廃人同然となってしまう。一方ウォルターの手術のための募金サイトが設立され、多額の資金が集まる。これまでの夫の行動や嘘に限界を感じたスカイラーは…。 (詳細は下記へ↓



ブレイキング・バッド(Breaking Bad))
シーズン2 第13話「アルバカーキ」 ストーリー


 目覚めたジェシーは、息絶えているジェーンに必死に心臓マッサージをするが助からないとわかって絶望的になる。ジェシーから電話を受けたウォルターは、何も知らないふりをして「人を行かせるから」とジェシーをなだめる。

 ジェシーの家に「ソウルから頼まれた」と、掃除屋のマイクがやって来る。手早く証拠隠滅をしたマイクは、ジェシーに「起きたら死んでいた」と言うよう教え「証拠は片付けたから、お前の身は安全だ。万が一捕まっても、絶対に口を開くな」と言い含めて、48万ドルの入ったバッグとともに帰って行く。

 平静を装って朝食の準備をするウォルターウォルターJrは、サイトに490ドルも募金が集まったと興奮する。「驚いたよ」と言うウォルターだが、弁護士ソウルの手配したハッカーの働きだと気づいている。

 ジェーンをリハビリ施設に入所させるために迎えに来たジェーンの父ドナルドは、娘が亡くなった事に愕然となる。ジェシーはマイクに教えられた通り「起きたら死んでた」と警察官に話す。ボディバッグに入れられ、運び出されるジェーン。

 何も知らないウォルターJrスカイラーは、続々と集まる募金に興奮する。その隙に秘密の携帯電話で誰かに「様子はどうだ」と連絡するウォルター

 ハンクは麻薬捜査局の所内で、肺の手術をするウォルターの募金を募る。そのあとの捜査会議で、亡くなったコンボがブルーメスを扱っていたこと、コンボが死んでからブルーメスが消えたこと、しかし周りの州では見つかっていることなどを捜査員に伝え、「ハイゼンベルグはきっとこの街にいる」と述べる。

 再び誰かに電話するウォルター。「ソウル、いいから住所を教えろ」と声を荒げるウォルター

 マイクの車で廃屋のような建物の前にやって来るウォルター。「やめたほうがいい」とマイクは言うが、車を降り廃屋に向かうウォルター。そこは薬物中毒者たちのたまり場だった。建物の奥で、廃人同然になっているジェシーを見つけたウォルターは、朦朧としながら「このままでいい」と言うジェシーを連れ出そうとする。ウォルターにすがり「俺が殺したんだ、愛していたのに」と泣き崩れるジェシー

 ジェーンの父ドナルドは、ジェーンの部屋へやって来る。誰かと電話しながら、ジェーンのドレスを選ぶドナルド。

 増え続ける募金に得意満面のウォルターJrウォルターは募金されるたびに鳴るベルの音を下げるか消してくれと言う。「でも、お金の音だよ」と言うウォルターJrウォルターはイライラしながら「ベビーが嫌がっているから」と言って音を下げさせる。そこへスカイラーが興奮した様子で、マリーが募金のことを新聞社の人に話して、インタビューに来る事になったと伝えに来る。

 麻薬捜査局のハンクのオフィスへ、上司が「今年のマラソンのスポンサーだ」と言ってホテル経営者と不動産業者、ロス・ポジョスの経営者グスタボの3人を連れて来る。上司にうながされ「俺のチームはメタンフェタミン専門で・・・」と自分の仕事を説明するハンク。ポーカーフェイスでその説明を聞いているグスタボは一言「ぞっとする」とつぶやく。そのあとウォルターの写真が貼られた募金箱に気づくグスタボ。「義理の兄で肺がんだ」と説明するハンク。募金して去って行くグスタボ。

 薬物依存のリハビリ施設に入っているジェシーの元へ、ウォルターが面会に来る。手術をするのでしばらく来れない。ソウルに頼んである。お前の金もソウルが管理していると話すウォルター。「回復に集中するんだ」とジェシーを励ますウォルターに、「すべて自業自得さ」となげやりな態度のジェシー

 自宅に戻ったウォルターは、新聞社の取材が来ていることにうんざりする。さらにマリーから、テレビも取材に来ていると聞いて、呆然となる。インタビューに答えるウォルターJrの言葉「父さんのやることは、常に正しいのさ」に、さらに複雑な表情を見せるウォルター

 入院し、手術を目前に控えたウォルター。看護師が「気分が楽になる」という点滴をまず投与する。「何の薬だか知らないが、かなり気持ちいい」と言って、意識が朦朧となってきたウォルターは「携帯はどこ?持ってきた?」というスカイラーの問い掛けに、「どっちの?」と答えてしまう。
 薬で朦朧としているウォルターは何も気づいていないが、「どっちの」という言葉を聞いて、やはりウォルターの携帯電話は2個あったのだと気づくスカイラー

 手術が無事終わり、退院して数週間、主治医とのミーティングに出席するウォルタースカイラー。「これでしばらくは安泰」と言う医師に、「一人で生活はできますか?」と質問するスカイラー

 職場復帰したドナルドに同僚が「本当に気の毒で・・・」と声を掛ける。「家にいても、気が滅入るだけだし、仕事に戻ることにしたのさ」と答えるドナルド。ドナルドの仕事は、管制塔の管制官だった。

 帰宅したウォルターに突然、週末はハンクの家にいるから、その間に家から出て行けというスカイラー。訳の分からないウォルターが、理由をたずねると、「嘘つきだから。携帯は2台あった」と病院での出来事を伝えるスカイラー
 これまでの不可解な失踪や記憶喪失もウソだった、ウォルターの友人エリオットも治療費は一銭も出していなかった、義母にも会いに行っていなかった、「ウソにウソを重ねてきたのね」とスカイラーは言って車に乗り込む。「真実を話したら残ってくれるか」と言うウォルターに「真実を知るのが怖い」と言い残して、ハンクの家に向かうスカイラー

 ドナルドは管制官の仕事を淡々とこなす。モニターに映し出される2機の航空機。ドナルドの指示が続く。2機の航空機は、ドナルドの指示により徐々に接近し、ついにモニター上の表示が、警告を示す赤に変わる。

 自宅のプールサイドに脱力して座っているウォルター。突然、上空から爆音が響いてくる。驚いて空を見上げたウォルターの目に、爆発する2機の航空機が見える。次の瞬間、プールに飛び込んでくる落下物。ピンク色の熊のぬいぐるみが、静かに水中に沈んでいく。それをプールサイドで見下ろしているウォルター

 

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 やっと謎の、思わせぶりなピンクの熊の正体がわかりました。

 冒頭にもそれを暗示するようなシーンがあったけど、これまでにも何度も、プールに沈む熊のぬいぐるみや、とれたぬいぐるみの目玉や、ボディバッグで回収される遺体のシーンが、サブリミナルのようにくりかえされていました。

 結局、航空機事故のシーンなわけね。
 でもそれを知るまでは、ウォルター一家が何者かに襲撃されたとしか思えないシーンで、ボディバッグの中身は誰なのか、あのピンクのぬいぐるみは何なのか、散々気をもんだわ(笑)。上手いやり方ね。

 今回登場した掃除屋のマイクは、この後もちょくちょく出てくるみたい。
 掃除屋と言えば、リュック・ベッソンの「ニキータ」で、遺体を硫酸で溶かす?掃除屋をジャン・レノが演じていましたね。
 遺体を溶かすシーンはこのドラマでも最初の頃にあった。
 このドラマて、「ニキータ」のオマージュっぽいシーンが結構あるのね。

 しかし、実際あんな管制官が平常心を失って、航空機が衝突するなんてこと、あるのでしょうか?普通、故意であれ、ミスであれ、それを防ぐために、二重三重のチェック体制がありそうなものだけど・・・・・。

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