2014/08/27

放たれた火種 「アンダー・ザ・ドーム」シーズン1第2話

 動画配信サイトhulu(フールー)で「アンダー・ザ・ドーム(Under the Dome)」を視聴しました。
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 ★全エピソードのリンクは→海外ドラマあらすじ一覧をご覧ください。

 ■シーズン1第2回 ざっくり言うと・・・
 ドームの壁に触れたことで心臓のペースメーカーが爆発したデューク署長が亡くなる。ビッグ・ジムと牧師のコギンスは「プロパンガス」に関するある資料を署長宅から探し出す必要があった。ところがコギンスの不注意から署長宅は火災に。火は住民たちの協力とビッグ・ジムの機転で消し止めたものの、パニックになった警官のポールが放った銃弾は、リンダ巡査の夫の兄で、同僚警官でもあるフレディに命中してしまう。(詳細は下記へ↓


アンダー・ザ・ドーム(Under the Dome)
シーズン1 第2話「放たれた火種」 ストーリー


 新聞記者のジュリアの自宅に泊まるバービーは、ジュリアの夫を金銭トラブルから射殺していた。夜、その悪夢にうなされているバービーを何も知らないジュリアが「大丈夫か」と心配する。その時、バービーは自分の「認識票」の付いたネックレスが見当たらないことに気づき、ジュリアの夫殺害の現場で紛失したことを思い出す。

 「壁」に触れたことで、ペースメーカーが突然爆発したデューク署長。駆けつけた警察官の同僚にリンダ巡査は「電池に関係が有るのかもしれない」と言う。

 発作を起こして倒れたジョーは回復し、同級生のベンと共に「壁」に穴がないか探しに向かう。

 地元ラジオ局のエンジニア、ドディとDJのフィルは、警察無線を傍受し「ドーム」と皆が発言していることに気づく。「上空まで覆われていることを、皆に伝えるべきだ」と言うDJフィルだが「怖がらせるだけだ」とドディに反対される。

 翌朝、レストランで発電機を修理をしていたビッグ・ジムは、「この街は通過するだけの予定だったが、娘が発作を起こした」と言う旅行者キャロリンとアリスに出会う。アリスは精神科医だと紹介される。そこへリンダ巡査がデューク署長が亡くなったと知らせに来る。

 ジュリアは、壁の向こうで作業する軍の関係者が、全く無視していることに不愉快になり、バービーに壁は彼らのしわざで、私たちは実験台かもしれないと言う。「彼らの無線が聞けるかも」とラジオ局へ向かうジュリア

 ジュニアによって地下の核シェルターに監禁されているアンジー。「ここから出せ」と暴れたことで、足にクサリを巻かれる。さらに、ジュニアは「壁」ができてから君は変わった、病気なんだと言い、壁が消えればもう一度僕を愛すると言う。「病気なら病院へ連れて行って」と言うアンジーに、バービーと会うためかと言うジュニア。バービーを浮気相手と誤解しているジュニアに「激しいセックスだった」とアンジーも嘘をつき、あなたとは比べ物にならないとジュニアをけなす。

 デューク署長の遺体に対面し、嘆くビッグ・ジム。「亡くなる前に、何かを言いかけた」とリンダは言う。「また新たな遺体か」と言って現れたコギンス牧師に「敬意を払えデューク署長だ」と釘を刺すビッグ・ジムリンダが去ると、ビッグ・ジムはコギンス牧師の胸ぐらを掴んで「俺たちのヤクを使ったな」と怒りをぶつける。「ヤクの製造は町を救うためだ」というビッグ・ジムに対し「デュークはそう思っていたが、我々には他の目的もあった」と言うコギンス牧師。ビッグ・ジムはデューク署長のベルトから鍵の束を外し「行くぞ、後片付けだ」とコギンス牧師を誘う。

 「壁」にスプレー塗料でドアの落書きをするベン。そばで計算をしているジョー。「何をしている」とバービーが声をかけてくる。二人は「計算の結果完全な円になる」と言い「直径約16キロ、この街をほとんど覆っている」とジョーが言う。「頑張れ」と励まして立ち去るバービーを見送りながら「どこの人?」と言うベン。「地元じゃないね。だってクールだ」と言うジョー。

 ラジオ局に来たジュリアは、電波傍受しているドディとフィルに「今の、何?」と言う。

 警察署に戻ったリンダビッグ・ジムが署長室で何かしているのを目撃する。「これを探していたんだ」と言ってデューク署長の遺書を見せるビッグ・ジム。「私に家を残してくれた、すべてよ」と涙ぐむリンダを「彼にとっては娘同然だ」と言って抱きしめるビッグ・ジム
 車に戻ったビッグ・ジムは、待っていたコギンス牧師に「危なかった。プロパンガスの書類はない。自宅かもしれない」と言い、自分は唯一の町政委員だから忙しい。リンダが行く前にデューク署長の家に行けとコギンス牧師を車から降ろす。

 ラジオ局で軍の電波を傍受したジュリアは、壁が「ドーム」と呼ばれていることを皆に伝えるべきだと言って、ドディとフィルの制止を振りきって「町を囲むバリアは”ドーム”と呼ばれています」と放送する。
 放送をレストランで聞いたキャロリンとアリスは「どういうこと?」「見当もつかない」と会話するが、娘のノリーは「私はわかる。みんな、ここで死ぬのよ」と発言する。

 「ドーム」と聞いて混乱するレストランの人々を「落ち着いて団結すれば乗り切れるわ」と説得するリンダ巡査。同僚警官の一人ポールはリンダの楽観的な発言に反発するが、リンダの夫ラスティの兄で同僚警官のフレディがリンダを励ます。そこへ通りかかるコギンス牧師。「大変だろ」と警官に声を掛けて立ち去るコギンスの手には、鍵の束が握られている。

 道路を車で走っていたビッグ・ジムは、住民の一人がパワーショベルで「壁を掘り起こす」と言っているのに遭遇し「ドームに触れたら死ぬぞ」とそれを止める。

 壁づたいに歩いていたジョーとベンは、軍が壁の外側から壁に放水しているのを見つける。水の掛かった壁の内側に触れたジョーは「こしきみたいだ、ザルだ」と言って濡れた手をベンに見せる。

 ガソリンスタンドでタバコを買っていたバービーは、ノリーがチョコバーを万引きしているのを目撃する。店の外で声をかけてきたノリーに「タバコは投資だ。この状況が続くと物々交換になる」というバービー。「チョコバーを大事に」と言って立ち去るバービー。その後ろを、静かにジュニアが追っていた。

 ラジオ局で電波傍受を続けていたジュリアは「徹底的に調べても、ドームの起源と組成物は不明」という軍の無線を聞いて「大変、軍も知らないんだわ」と言う。「軍の責任じゃない」と言うジュリアに「じゃあ、誰の責任だ?」と問うDJフィル。

 バービーは、ジュリアの夫を殺害した空き家にやって来る。落ちていた銃を拾い、ジュリアの夫が自分に向けた銃は空砲だったことに気づくバービー。そのあと床に落ちていた認識票を見つけ、首に掛けた時、外からジュニアが声をかける。「ここでやったんだな。アンジーと寝たんだろ。彼女は僕のものだ」と殴りかかってくるジュニア。もみ合って外に出るが、ジュニアが一方的にバービーから殴られる。「また俺に近づけば、今度は容赦しない」と言って去るバービー

 デューク署長の家に来たコギンス牧師は、ビッグ・ジムが言っていた「プロパンガスの書類」を見つけ、火をつけてゴミ箱に放り込む。火は予想以上燃え、カーテンに引火。慌てて消そうとするが、たちまち部屋中に燃え広がる。

 ジョーとベンは犬と、切断された両足を発見する。足は犬の飼い主のようだったが、上半身は壁の向こう側で、引きずってどこかへ持ち去られたようだった。犬の首輪に「トルーマン」と名前がある。その時、向こう側で煙が上がっているのを目撃したジョーはベンとトルーマンともに火元に向かう。

 パトカーを走らせていたリンダと同僚で夫の兄のフレディは、同僚ポールの乗るパトカーに走行を阻まれる。「渡すものがある」とポールは言い、「町は、じき無法地帯になる」と言って二人にショットガンを渡す。その時近くを通りかかるバービーに、ポールが銃を向けるが、「飛行機事故の時ジョーを救った人よ」と止めるリンダリンダの無線にデューク署長の家が火事だと連絡が入り、ポールに「銃を置いて署長の家に」と指示するリンダ。「お前は俺のボスじゃない」と言うポールに「早く!」と促すリンダバービーもパトカーに同乗して、現場に向かう。同じ頃無線を車で傍受していたビッグ・ジムも、署長の家が火事と聞いて「馬鹿なコギンスめ」と吐き捨て現場に向かう。

 町の消防車は全て、パレードのためドームの外だった。先に火事の現場に到着したビッグ・ジムは、家の中からコギンス牧師の助けを呼ぶ声が聞えるが無視する。パトカーが到着し、バービーは周りの住民にホースやバケツを用意するよう指示する。リンダは助けを呼ぶ声に気づき、家の中に入って行く。それを見たビッグ・ジムは、車でどこかに行ってしまう。倒れたコギンス牧師を見つけ、運び出すリンダ。住民たちがバケツリレーで消火しようとするが、火元が大きくて追いつかない。その時、パワーショベルに乗ったビッグ・ジムが戻ってくる。パワーショベルで家を壊し、消火するビッグ・ジム

 アンジーの監禁されている地下シェルターにジュニアが戻ってきて「君と寝た男を殺した」とウソをつく。アンジーはジュニアに、昔から知っているが、あなたはそんなことのできる人ではなと言う。「それでこそアンジーだ」と笑うジュニア。「これが僕の望み」と言って封筒を手渡すジュニア。その中には仲の良かった頃の二人の写真があった。

 火の消えた署長の家。救急車に運び込まれようとしているコギンス牧師。「何をしていたの」とリンダに聞かれたコギンス牧師は「葬式用のスーツを取りに行って、明かりをつけ・・・・あとは覚えていない」と言う。そばにいたビッグ・ジムが「ドームがガス管を切断したことによるガス漏れだな」とウソを言う。

 集まった住民の前で「今日のような勇気と結束力で乗り越えよう」と演説するビッグ・ジム。拍手で称える住民たち。突然「できるわけがない」と警官のポールが叫ぶ。「俺たちは終わりだ」と言って銃を取り出すポール。「閉じ込められたまま死ぬんだ」と叫んで、壁に向かってポールが銃を打つと、跳ね返った銃弾が近くに立っていた警官のフレディにあたる。胸から血を流して倒れ、リンダの呼びかけにも答えないフレディ。ポールに跳びかかり銃を取り上げるバービー。唖然として見ているビッグ・ジム

 

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 パワーショベルで家を壊すシーンのビッグ・ジムはカッコ良かったですねえ。髪の毛は全然ないけど(笑)、好きだわビッグ・ジム

 バービーもラストのポールから銃を奪うシーンや消火活動を積極的に指揮する姿は格好良かったのですが、そんな正義感の強そうなバービーがなぜ、ジュリアの夫を殺害する羽目になったのでしょうか。

 また1話からくり返し出てくる「プロパンガス」と、ビッグ・ジムが言っていた「俺たちのヤク」とは?

 「ブレイキング・バッド」ではヤクを密造をする「ハイゼンベルグ」を追いかける麻薬捜査官役だったビッグ・ジムことディーン・ノリスですが、どうやらこちらのドラマではヤクを密造する側?街の秘密というのはそのへんのことですよね。

 気になった方はhulu(フールー)で!

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