2014/08/03

名もなき男 「ブレイキング・バッド」シーズン3第2話

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 ■シーズン3第2回 ざっくり言うと・・・
 スカイラーからの離婚申し立てを受けイラつくウォルターは、警察官と小競り合いをして逮捕されてしまう。ハンクの助けで署を出たウォルターは、ガスからの新しい依頼について弁護士ソウルから取引に応じるよう説得されるが拒否。そこでソウルは、スカイラーに監視役マイクをつける。一方、殺し屋2人組がトゥコの叔父に会いに高齢者施設を訪れ、そこでウォルターの名前を知る。ジェシーはソウルに預けていた報酬金をつぎ込んで、かつて自分が住んでいた叔母の家を、自分の名前を隠して両親から買い取る事に成功する。(詳細は下記へ↓



ブレイキング・バッド(Breaking Bad))
シーズン3 第2話「名もなき男」 ストーリー


 航空機の衝突事故の際、ウォルターの車のフロントガラスには飛行機の一部が落下してヒビが入っていた。しかしウォルターはそれを修理することもなく、そのまま走行していてパトカーに止められてしまう。「原因が何であれ、この状態で走行は危険」と違反切符を切る警察官に腹を建てたウォルターは「少しは空気を読め」と猛抗議して逮捕連行される。

 ハンクは国境付近でトラックが炎上した事件で、麻薬カルテル絡みの事件を疑い、麻薬捜査局も捜査に参加すると申し出たことを捜査会議で伝える。そこへ、携帯に地元警察の番号から電話がかかってくる。電話にでると、相手はウォルターだった。

 ジェーンの持ち物だった、リハビリ施設の「45日」のメダルを、ジェシーはお守りのように車のバックミラーに掛けている。その車でかつて住んでいた叔母の家の前を通ると、「売り家」の看板と、出入りするリフォーム業者を見かける。車から降り、家の中を覗いていると、父親が「ジェシーか?」と声を掛けてくる。「地下室をつぶして、部屋も一新した」と言う父。「2階の浴室は?」と問うジェシーに、「浴室とキッチンは何もかも新しくした」と父は言う。

 地元警察で手錠を掛けられ拘束されているウォルターハンクが来て、家庭の事情や病気のことを説明する。警察官に謝罪したウォルターは、ようやく釈放される。ハンクの車の中でウォルターは、スカイラーから離婚を切りだされたと言い、子供にも会えないことを嘆く。

 コインランドリーで洗濯するウォルターの元へ、弁護士のソウルが現れ、音信不通かとウォルターをなじる。ソウルはなんとかウォルターを説得して、再度麻薬を製造させようとするが、ウォルターは「自分は悪人にはなれないんだ」と語り、麻薬の製造に復帰するつもりはないと言う。
 渋い顔でウォルターの家をあとにしたソウルは、マイクに連絡してスカイラーを監視するよう依頼する。

 ウォルターJrはすっかりスカイラーに反抗的になり、父を追い出したスカイラーに「ビッチ」と暴言を吐く。やり取りを横で見ていたハンクやマリーの助言にスカイラーは「口出ししないで」と頑なな態度を取る。自宅へ戻るためにスカイラーの家を出たハンクとマリーは、ウォルターを追い出した本当の原因は何かと邪推する。ハンクは「ガンで死を宣告され、虚しさを埋める行動に出た」と、ウォルターが浮気をしたのではないかと勝手に想像するが、マリーは「それならスカイラーは話してくれるはず」と言い、何かもっと深い理由があるはずだと言う。

 ソウルが預かっていた報酬金を受け取りに来るジェシー。ソウルはウォルターの愚痴をこぼし、仕事に復帰するよう説得してほしいとジェシーに言う。ジェシーは逆に、ソウルに自分の依頼を受けて、仕事をしないかと提案する。

 ウォルターJrは、学校帰りにウォルターが一人暮らしをするアパートにやって来る。

 トゥコの叔父に会いに高齢者施設を訪れるトゥコのいとこ兄弟。いとこ兄弟は、しゃべることが不可能で、ベルを鳴らすことしかできないトゥコの叔父に、アルファベットを選ばせ「ウォルター・ホワイト」という名前を聞き出す。

 スカイラーは職場の上司テッドに経理上の不正を指摘する。不正を続けるテッドに、子供が大きくなったらなんと説明するつもりかと問うスカイラー。「間違いを犯していたとしても、家族のことを思ってやったことだと説明する」と語るテッド。

 ウォルターJrが来たので自宅まで送るとスカイラーに連絡するウォルターウォルターJrは執拗に、なぜスカイラーウォルターを追い出したのかと、その理由を父から聞き出そうとするが、真実は語れないウォルター

 ソウルはジェシーの両親と面会し「顧問先の依頼人が興味を持っている」と、売りに出されているジェシーの叔母の家の買い取りを打診する。ソウルが提示した40万ドルという金額に、「売値の半額以下じゃないか」と腹を立て、帰ろうとする両親。部屋を出て行こうとする両親に「メスの製造現場なら妥当だ」と脅しをかけるソウル。物件の開示報告書にそのことが明記されていない点をソウルは指摘して、自分が訴えれば二度と家は売れないし、刑事訴訟も起こせると言う。唖然として、自分たちの弁護士を振り返る両親。

 ウォルターJrを自宅に送ってきたウォルターは、大きなピザを抱え「話し合おう」と、スカイラーや子供たちと一緒にピザを食べることを望むが、冷たくスカイラーから拒絶される。腹を建てたウォルターは、屋根にピザを投げつける。きれいに屋根の途中に乗る特大ピザ。

 アパートに戻って一人酔いつぶれるウォルター。翌朝、スカイラーからピザが屋根にあったと抗議の電話がかかってくる。留守電にしたまま、メッセージを聞くウォルター。「自分を抑えなさい」とスカイラー言い、それが出来ないなら接近禁止命令を取ると言って電話が切れる。「接近禁止命令」と聞いて飛び起きたウォルターは「ふざけるな」と一人叫ぶ。

 叔母の家にいるジェシーの両親。そこへジェシーが現れ、家に入ろうとする。「この家は売れたの。新しい家主さんが来るから入れない」と両親がジェシーを止めようとすると「入れるよ、俺の家だから」とカギを見せるジェシー。家に入って行くジェシーを見て、この家を買ったのはジェシーだと気づく両親。

 スカイラーを見張るマイクは、家が留守になったのを見届けて、外壁に盗聴器を仕掛ける。そこへ突然、ウォルターが荷物をまとめてやって来る。玄関のカギが取り替えられていることに気づいたウォルターは通気口から床下に入り、そこから家の中に侵入する。マイクは慌てて身を隠す。
 そのあと盗聴器を仕掛け終えて帰ろうとしたマイクは偶然、トゥコのいとこ兄弟が車でやって来て、ウォルターがいる家の中に入って行くのを目撃する。携帯で「彼に話がある」とロス・ポジョスの経営者グスタボに連絡するマイク。
 その間も、斧を持ったいとこ兄弟は家の中にいる。何も知らず、床下で汚れたカラダを洗うためシャワーを浴びているウォルター。斧を持って、浴室の前でウォルターが出てくるのを待っているいとこ兄弟の携帯が鳴る。着信「ポジョス」の表示に、見つめ合ういとこ兄弟。
 シャワーを終えたウォルターがドアを開けると、そこにいとこ兄弟の姿はなく、人の気配だけが残っていた。

 

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 トゥコの叔父貴がまた出てくるとは思いませんでした。
 あのうるさいほどのベルの音、あれは本当にいい味出してますね。
 しかし叔父貴はなぜ「ウォルター・ホワイト」と、ウォルターのフルネームを知っていたのでしょうか・・・・。過去にそんなシーンあったかな?思い出せない。

 いとこ兄弟の目的は「トゥコの仇」だと思うけど、ポジョスの電話で諦めた?としらた、ポジョスは当然、トゥコより格が上なんですよね。

 その辺の上下関係が段々複雑になってきたわ。

 もう少しシンプルにしてくれないと、話まで複雑になる・・・・・。

 で、タイトルの「名もなき男」てのは意味が不明だったけど、叔母の家を買い戻したジェシーのことだったのかしら。それともいとこ兄弟のこと?

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