2014/08/06

グリムの末裔 「GRIMM/グリム」シーズン1第1話

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 ■シーズン1第1回 ざっくり言うと・・・
  オレゴン州ポートランド市警の刑事ニックは、ある日女性の顔が化け物のように変わるのを目撃する。その後、育ての親である叔母のマリーが現れ、自分たちはグリム一族の末裔で他の人には見えないものを見る力、魔物の正体を見破る力があると話す。赤いパーカーを着た女子大生や少女の失踪事件を捜査するうち、元オオカミ男の男性や、叔母の命を狙う存在に遭遇していくニック。やがて、最初は犯人と疑った元オオカミ男の助けで、失踪した少女の誘拐犯に近づいていくニック。(詳細は下記へ↓



GRIMM/グリム
シーズン1 第1話「グリムの末裔」 ストーリー


 ランニング中の女性が、森で何者かに襲われる。

 オレゴン州ポートランド市警の殺人課に勤めるニック・ブルクハルト刑事は、同居する恋人のジュリエットにプロポーズするため、婚約指輪を宝石店で購入する。ニックを冷やかす同僚刑事のハンク。その時ニックは、通りすがりのアルマーニのスーツでBMWに乗るセレブな若い女の顔が、急に化け物のような顔に変わるのを目撃して驚く。

 森で遺体の一部と見られる腕と、ピンクのナイキと、ブーツの足あとが見つかる。「ひと月前の事件に似ている」捜査にあたったニックハンクはそう会話する。
 さらに事件現場から発見されたiPodからは、ユーリズミックスの「スウィートドリーム」が流れてくる。



 警察署に戻ったニックは再び、拘留中の男の顔が、一瞬化け物に変化するのを目撃する。

 その頃、ニックの自宅には、ニックの両親が事故で亡くなったあと、親代わりに育ててくれた叔母、マリー・ケスラーが、癌で余命いくばくもない状態でありながらも、自らトレーラーハウスを運転してやって来る。何者かに怯えるように、車から降りてあたりの様子を伺うマリー。

 事件にあった女性の身元が判明する。シルヴィ・オスターという地元の女子大生が、赤いパーカーを来て、ピンクのナイキを履いてランニング中、何者かに襲われたようだった。

 帰宅したニックは、叔母マリーが来ていることに喜ぶ。しかしマリーは「話があるの」とニックに言い、ジュリエットのいない屋外へニックを連れ出して「伝えることが山ほどある」と話し始める。
 「不可解なものを見たことない?」そう問われたニックは何も言わないが、その表情を見たマリーは「やっぱり」と言って、その時期が思ったより早く来たことや、自分も最初はショックだったことを語る。そして、ニックに「一族の不運を受け継いたのだから、残念だけどジュリエットとは別れなさい、危険すぎる」とマリーは言う。
 次の瞬間、マリーが「大変、彼だわ」と通りの向こうを見ると、釜を持った「ハルダ」と呼ばれる男が襲いかかってくる。ハルダはニックの銃で倒されるが、マリーも襲われた衝撃で倒れてしまう。駆け寄るニックに「なくさないで。命を掛けて奴らから守るのよ」と自分の首のペンダントを渡したマリーは「両親は事故死じゃない。殺されたの」と言って意識を失う。

 ジュリエットの通報で、警察と救急が到着し、マリーは救急車で病院へ搬送される。ニックは同僚のハンクに、撃った男の名は「ハルダ」と叔母が言っていたことを伝え、マリーに付き添って病院へ向かう。

 病院で意識の戻ったマリーはニックに「私たちには特別な力があるの」と語る。
 「おとぎ話じゃない、実話だったのよ。事実を書き記したの。あなたはグリムの末裔。伝えたかったことは、私のトレーラーに、すべて残してあるわ。力を磨いて、用心するのよ。あれをなくさないで・・・・」そこまでマリーの言葉を聞いたニックは、医師から「続きは明日に」と言われて、病院をあとにする。帰り道、叔母から受け取ったペンダントに、鍵が仕込まれていることに気づくニック

 翌日、ニックが撃ったハルダは、強姦殺人で複数件の逮捕状が出ていた男だとハンクから知らされ「お前は悪党を倒したんだ」とニックの正当性を伝えられる。しかし、ニックの上司の警部は「奴を撃ったのは正しかったが、初めて撃ったんだろ?カウンセリングを受けろ。少し安め」と言う。

 悪夢にうなされ、目覚めたたニックは、深夜、自宅前に停車したままになっている叔母マリーのトレーラーハウスに入って行く。そこで叔母が集めた武器や、化け物の正体を記録した資料を目にするニック。そこには、婚約指輪を買った時に見た、化け物に変化したセレブ女のことも記録されていた。様子を見に来たジュリエットに、両親が亡くなて12歳からマリーと暮らしていたが、トレーラーハウスは初めて見たと語るニック

 女子大生殺害の容疑者のDNA検査の結果が出たが、人間かケダモノか不明だとわかる。さらに、事件現場に残された足あとから、容疑者の履いているブーツの種類が判明する。ニックにブーツの写真を見せるハンク
 その頃、同じブーツを履いた郵便配達員が通りを歩きながら、郵便を配達している。すれ違う、赤いパーカーを着たひとり歩きの少女。少女を見た途端、Uターンしてその後を追っていく郵便配達員。

 叔母のマリーは原因不明の昏睡状態におちいる。「詳細は確認中ですが、今朝、心電図に異常が」とニックに説明する医師。さらに医師は、マリーの体中にナイフの傷跡があったとニックに伝える。「どんなお仕事を?」と医師に聞かれたニックは「司書でした」と答えつつ唖然とする。

 祖父の家に向かった少女ロビン・ハウエルが失踪する事件が発生。服装は赤いパーカーだったと警部から知らされたニックは、「先日の女子大生も赤いパーカーだった」と警部に伝える。「同一犯だとヤバイ」と言う警部。

 失踪した少女の遺留品であるリュックが、祖父宅の近くの公園で発見される。女子大生の事件の時と同じ、ブーツの跡も見つかり、足あとを追ったニックは、その先にある家の住人が、偶然通りかかった少女を見て化け物に変化するのを目撃し「ハンク、いたぞ!」と叫ぶ。しかし、駆けつけた大勢の捜査官が男の家中を調べても少女は見つからず、ハンクも「なぜ彼を疑う?前歴もない」とニックに言う。

 怪しい男の疑いは晴れるが、夜、マリーのトレーラーハウスの中で資料を調べたニックは、同じ顔の男が化け物の一人として記録されているのを見つける。諦めきれず、一人男の家へ出かけて様子を探るニック。すると突然オオカミに変身した男が窓から飛び出してきて「なぜ戻って来た」とニックを脅す。驚くニックに男は「冗談だ、ビールでも飲もう。窓は弁償してくれ」と言って室内に誘う。

 「ウワサには聞いていたが、まさか実物に会えるとはね。グリムか、驚いた。ガキの頃、散々親に聞かされた」と語る男、モンロー。俺は殺しはやめたし"大きな悪いオオカミ"ブルットバッドじゃないとモンローは言って、食事療法とピラティスで改心したんだと語る。仲間はいないのかとニックに問われたモンローは「群れると悪いことが起こる。特に赤を見るとヤバイ」と言う。さっきマーキングしていたから、近くに同種がいるんだろ、知っているなら言えとモンローを脅すニック

 森の中の一軒家。一台のバンが停まる。郵便配達員は郵便配達用の麻袋を荷台から降ろし、秘密の地下室へ運ぶ。地下のベッドで麻袋から出される失踪中の少女、ロビン。郵便配達員はロビンの赤いパーカーを脱がせて、タンスの中に掛ける。そこには同じような赤いパーカーが、何着も保存されている。

 モンローの運転する車でどこかへ向かっているニックモンローは窓から顔を出して匂いを嗅ぎながら「これだ、近いぞ」と言う。郵便配達員の家の近くまで来たニックモンロー。「かなり近い」と言うモンローは「におい消しだ」と言って、トリカブトの粉末をカラダに塗る。「冗談だろ?」というニックに「塗らなきゃ死ぬ」と言ってトリカブトを手渡すモンロー。さらに正面から行くのは危険だとモンローは言って、遠回りするように言う。やがて一軒の家が見えてくるが、モンローは「俺はここまでだな、危険すぎる。奴に感化されて少女を襲うかも」と言って帰ってしまう。

 家で寝ているハンクの携帯が鳴る。「見つけた」というニックの声。到着したハンクニックはトリカブトのにおい消しを塗り、「応援は頼んでない。今、誰が俺を信じる?」と言って、二人で再度郵便配達員の家へ向かう。どうやって見つけたと問うハンクニックは「ブーツの資料から割り出した」と適当なウソをつく。しかし、曖昧なニックの言葉を半信半疑のハンク

 郵便配達員の家をノックするニック。郵便配達員は、二人を家に招き入れ、穏やかな様子で会話する。失踪中のロビンの写真を見せ、ブーツを探しているというニックに郵便配達員は「家中探して結構です」と言う。ハンクが「潔白だから捜させるんだ」と言い「帰るぞ、首は困る」と言う。玄関へ向かうニックハンク。鼻歌を歌っていた郵便配達員は「他に要件は?」と言うが、ハンクが「お邪魔しました」と言って、二人は外に出て帰ろうとする。しかし突然、ハンクは思い出したように立ち止まり「鼻歌がiPodの曲だった」と気づく。窓から二人を見ている郵便配達員。突然部屋の明かりが消える。

 ニックハンクはドアを蹴破って、懐中電灯の明かりで郵便配達員の家に再度入る。オオカミ男に変身した男が、ハンクに襲いかかってくる。慌てて駆け寄ったニックを投げ飛ばして、外に飛び出すオオカミ男。ハンクがオオカミ男を撃つ。撃たれたオオカミ男は、倒れて郵便配達員の姿に戻る。「少女はどこだ」虫の息の男にニックがたずねる。ニックの顔を見て「グリムか・・・・」そう言い残して息絶える男。

 家の中に戻って少女を探すニックハンク。少女は見つからないが、倒れた花瓶の水の流れを見たニックは、秘密の地下室への入り口を見つけ、無事、地下室から少女ロビンを救出する。

 病院の叔母を見舞うニック。昏睡状態のマリーに「いろいろ聞きたい。ジュリエットは平気だよね」と語りかけるニック。そこへ白衣を着た女性がやって来る。緑色の奇妙な液体を注射しようとしている女。その顔を見たニックは「お前・・・」と言って注射器を持つ腕を押さえる。その女は、宝石店の前で見たBMWのセレブ女だった。ニックの腕に注射器を射して、化け物の顔で立ち去る女。意識を失って倒れるニック。病院を出た女は白衣を脱ぎ捨て車に乗り込む。「死んだか?」と運転席の男が問う。「いいえ、彼がいた」と報告する女。「目覚める前にもう一度か」と言って車をスタートさせる男はニックハンクの上司であるレナード警部だった。

 ベッドの上で昏睡から目覚めるマリー。


 

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 「グリム」がフールーに登場しました!最近「アンダー・ザ・ドーム」とか「パンナム」とか、新作目白押しで、一日中フールーばかり観てるわけにもいかないし、どれから観るか悩みます。

 この「グリム」、ウワサによると6話くらいまでは退屈で、そこから俄然面白くなるそうです。ワタシ的には1話もそれなりに面白かったけどね。

 なんといっても「プリズン・ブレイク」のヘイワイヤーでお馴染みのサイラス・ウィアー・ミッチェルが「元オオカミ男」役で出ています。
 「ニックの情報屋のモンロー役として活躍し、高い人気を得ている」てサイラスのwikiに書いてあるので、レギュラーらしい。楽しみ。「プリズン・ブレイク」で見た時は、あまりのリアルな演技に、本物の精神を病んだ人かと思ったほどです。

 物語はちょっと「ハリーポッター」ぽいですね。両親が死んだのは事故じゃないとか、「お前は実は○○の末裔」とか。この先ニックは「秘密の力」とかを発揮するのでしょうか。

 メインのストーリーは一話完結だけど、サイドストーリーとしての「グリムの末裔」の謎解きが、後半展開していくのかな?
 とりあえず「俄然面白くなる」という7話くらいまで、退屈しても頑張って観たいと思います。

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