2014/08/24

通過儀礼 「GRIMM/グリム」シーズン1第2話

 動画配信サイトhulu(フールー)で「GRIMM/グリム」のを観ました。



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 ■シーズン1第2回 ざっくり言うと・・・
 おばのマリーの病室で女に注射されたニックから少量の毒が検出される。しかし、監視カメラの映像には女の顔は映っておらず、それ以上捜査は進まない。ニックはクマの化身イェーガーバーが関係する失踪事件を解決する。そのあと再び病室で何者かに襲われたマリーは、ついに命を落としてしまう。 (詳細は下記へ↓



GRIMM/グリム
シーズン1 第2話「通過儀礼」 ストーリー


 山奥の豪邸に若い男女が侵入して、酒や冷蔵庫の食料を勝手に飲食する。そこへ住人らしい人物が帰宅してくる。女は逃げ出すが、逃げ遅れた男はケモノのような叫び声とともに姿を消す。

 何者かに注射器で襲われたニックだが意識を取り戻す。医師は毒蜘蛛に噛まれた時と同じ神経毒が検出されたと言う。翌日から叔母のマリーの病室には警備がつき、マリーも昏睡状態からは回復する。

 ニックは上司のレナード警部と共に、病院の防犯カメラの映像を確認し、叔母の病室に侵入して来た謎の女の姿を見つけるが、映像には後ろ姿だけしか映っておらず、顔が確認できない。

 その時別の警官から「飲酒運転で逮捕したギルダという女が、恋人が襲われたと奇妙な事を言っている」と話を聞き、ギルダに話しかけるニックハンク

 ギルダの案内で、ニックハンクは、恋人のロッキーが失踪したという山奥の豪邸にやって来るが、そこにはすでに警察車両が止まっている。住人のレイブ夫妻が州外から戻ると、家が荒らされていたために警察を呼んでいたのだ。

 レイブ邸に入ったニックは、窓枠に爪あとのようなものを見つける。リビングには奇妙な民芸品や工芸品が展示されており、留守中にベッドや冷蔵庫が荒らされたとレイブ夫人が語るが、ロッキーらしき若者の姿はない。その頃洞窟の中で、目隠しされているロッキーは、ケモノの声と共に叫び声をあげていた。

 意識を取り戻した叔母マリーに呼び出され、「魔物を狩り出せ」と伝えられるニック。「トレーラーの存在に気付かれないように」と言ったマリーは、再び体調が悪化する。

 ロッキーを探して再びレイブ夫妻の家に向かうニックハンク。そこで出会ったレイブ夫妻の息子バリーの顔が、一瞬クマのようなケダモノに変わるのに気づくニック

 その頃、マリーとニックを襲った女に密会して、マリーの警備が強化されたことを伝え「マリーを襲撃できる人間を探せ、人間だぞ」と指示するレナード警部。

 レイブ夫妻の家で見た熊の手の形の工芸品が気になるニック。マリーのトレイラーの中にも同じ形の熊手があった。ニックはそれを持って、モンローの家を訪ねる。モンローは「イェーガーバーの熊手だ」と答え、イェーガーバーと呼ばれる熊の種族が「ロー・ハッツ」という成人式の儀式に行こなう狩りに使う道具だと言う。
 そのあと病院のマリーに会いに行ったニックは、マリーからも同じ話を聞く。「ロー・ハッツ」は残虐な儀式で、日没と共に始まると語るマリー。

 署に戻ったニックハンクから「バリーの携帯の通話記録から、ギルダとロッキーが侵入した時刻に自宅にいたことが判明した。弁護士の父親はそれを隠蔽している」と知らされる。またレナード警部からは、マリーの病室の警護が「身内の優待に見えて問題だ」という理由で外されると伝えられる。

 ニックは急遽モンローを呼び出して、マリーを見張るよう依頼する。モンローはいやいやながらも、見張りを引き受ける。

 保釈されたギルダは、銃を持ってレイブ邸に向かう。庭の手入れをしていたギルダ婦人に銃を向け、ロッキーの居場所を言わなれば撃つと脅す。しかし、横からクマの姿の息子バリーが飛び出し、ギルダは襲われ気を失う。

 ギルダがレイブ邸に向かったと知ったニックハンクが、あとを追ってやって来る。ニックハンクのいないところで「お互い正体はバレている、本音の話を」とレイブ氏に言い「ロー・ハッツ」の儀式のことをたずねる。「昔の風習だ」と笑うレイブ氏だが、ニックはバリーと仲間たちが男を狩る準備をしていると言い、馬鹿な儀式で殺人を犯せばバリー達の人生は終わるとレイブ氏を説得する。レイブ夫人はどうやら儀式のことを知っている様子だった。レイブ氏は「知らなかった」と言い、心当たりの場所があるからとニックを案内する。そのやり取りを遠くから嫌な顔で見ているレイブ夫人。

 その頃、洞窟の中ではギルダとロッキーが、バリーと仲間達に襲われていた。

 マリーの病室では、怪しい男が現れる。逃げた男の後を追ったモンローは、男二人から襲われ、オオカミ男の本性を出す。

 レイブ氏の案内で洞窟へ来たニック。そこにはシャツが落ちており、それを見て「もう始まっている」とレイブ氏が言う。

 森の中を逃げ惑うギルダとロッキー。それを追いかけるバリーと仲間達。ニックとレイブ氏がバリーと仲間達を止める。そこへクマの姿に変わったレイブ夫人が現れ、ニックに襲いかかろうとする。しかしその手前には、もともとバリーと仲間達が、狩りの最後に獲物を落とそうと計画していたヤリが何本も埋め込まれた落とし穴があった。
「母さん、来るな!」
 とバリーが叫ぶが手遅れで、穴に落ちてヤリに刺さるレイブ夫人。

 誘拐と殺人未遂の罪で連行されるバリーと仲間達。救急車に運び込まれるレイブ夫人。不法侵入で再逮捕されるギルダとロッキー。「妻はルーツを教えたかっただけだ」とニックに言うレイブ氏。そこへモンローから「守れと言われたから守ったが、力が入りすぎた。ヤバイんで退散する」と連絡がある。

 再びマリーの病室へ、武器を持った男が侵入する。男と格闘した末、男が手にしていたメスを、男の腹部へ突き刺すマリー。そこへニックが駆けつけるが、マリーはニックの腕の中で息絶えてしまう。

 新しい墓標にはマリーの名が刻まれている。「さようなら、安らかに」と言って墓地を立ち去るニックジュリエット。その二人を、茂みの中からケモノのような目が見つめている。

 

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 うう~誰だっけなあ、この人、みたことあるーーーと気になったレイブ氏役の人はCurrie Graham(カーリー・グラハム)でした。
 「デスパレートな妻たち」で子沢山のリネットが勤める広告代理店の頼りない社長エドを演じていた人でした。最初「ウォーキング・デッド」の総督かな?と思ったけど違っていた(笑)。

 今回もモンローがいい味出していました。どうしてもこちらも「プリズン・ブレイク」のヘイワイヤーを思い出して、なんか笑ってしまいます。かなり役柄的には美味しい役どころですよね。ヘイワイヤーの時も「この役者誰?面白い!」と思ったけど、スピンオフでモンロー主演でも十分見れる気がする。

 このドラマ、毎回元になったグリム童話があるそうで、赤いパーカーを着た少女が次々襲われた第1話は「赤ずきん」がモチーフ。今回は「3匹のくま」がモチーフだそうですが、これはあまり馴染みのない物語ですね。ヨーロッパではお馴染みの童話だそうです。

 最後ヤリに刺さったお母さんは死んだのかと思ったけど、一命はとりとめたようです。一方暴漢と格闘したマリーは、メス?で刺されることは回避したけど、その直後にガックリとなって絶命してしまいました。最初から長くは出ない気がしたけど、あっさり2話で退場でした。

 気になった方はhulu(フールー)で!

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