2015/01/27

第2章「ハウスオブカード 野望の階段」シーズン1第2話



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 フランクは教育改革法案の担当を、教育問題に詳しいドナルド議員から自分に移すことに成功し、チームを結成してドナルドの案に代わる新たな草案作りに着手する。続いてカーンを国務長官候補の座から蹴落とすべく、カーンが学生新聞の編集長時代に書いた中東問題に対する問題発言をゾーイにリークするが、ゾーイはカーン自身の発言かどうか信憑性を疑う。フランクが出世できなかったばかりに巨大企業「サンコープ産業」からの寄付が打ち切られたNPO法人「CWI」。リーダーであるクレアは大勢の職員をリストラせざるをえなくなる。

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 元フランクの報道官だった黒人ロビイストのレミー・ダントンは、今は天然ガスを扱う大企業サンコープ産業がメイン顧客だった。フランクはサンコープの献金を選挙資金に使い、代わりに便宜を図っている。二人はいまだ「サンコープ」でつながりを持っていた。しかし、「彼は権力より富を選んだ」とレミーを評すフランクだった。

 フランクの部下ダグラスが、国務長官の候補になっているカーンが、大学時代に編集長をやっていた学生新聞の記事を見つけてくる。その論説には「イスラエルが不法占拠」という一文があった。

 クレアは、自身が代表を務めるNPO法人CWIで大胆な人員削減策を予定していたが、クレアの人員削減策案にCWIの事務長は批判的だった。

 フランクは教育法案に関して「この件はあなたに任せる」という言質をリンダから取り付ける。「教育分野で最も優秀な人材」として選び出した6人の若手スタッフをそろえたフランクは、彼らに教育法案の新草案を執筆させる。
 さらにフランクは、法案が事前に新聞に漏れたことで「リンダはカンカンだ」と嘘をついて、元々教育法案を任されていたブライスに「法案は君に任せる」と言わせる。

 ゾーイにコンタクトをとったフランクは、カーンの学生新聞の「イスラエルに、ガザと西岸からの退去を求めよ。67年以来、不法占拠を・・・・」という記事を見せ、「"不法占拠"は強い表現だ。中東外交を重視する政権にはそぐわない」と伝える。「マイケル・カーンが書いた証拠は?」と問うゾーイに「彼が編集長だった」と答えるフランクだが、証拠がないなら無価値と言うゾーイ。「追求する価値はある」とフランクは言って、「裏付けがないと、編集長が許さない」と言うゾーイに「今の会話を忘れるな。君は私に無価値だといったな?よく休め、明日は忙しくなるぞ」と言い残して立ち去るフランク

 帰宅したフランククレアが用意したボート漕ぎのエクササイズマシンに「処分しろ」と不快感を示す。

 テレビの報道番組に出ているカーンは、イスラエルとパレスチナの和平を望むと発言する。「イスラエルの話が出たところで、明日のヘラルド紙の一面を飾る記事について」とインタビューアーが前置きして「イスラエルはガザ地区と西岸を"不法占拠している"」と読み上げる。「書いた記憶はないし、覚えていない、35年前だ」と言うカーン。

 ダグラスは、カーンが編集長の頃に編集スタッフだった男を見つけたとフランクに言う。その男は山奥で陰謀論を書きつづっている負け犬だと言って、ピーター(フランクに弱みを握られている下院議員)に秘密裏に会いに行かせる段取りを準備するダグラス。

 名誉毀損防止同盟のデニス・メンデルから、テレビを通して「不法占拠とは反ユダヤ主義者の表現だ。彼が国務長官になることに、強い懸念を感じる」と批判を受けるカーン。ネットでその動画を見ながら「簡単だったな」とダグラスにつぶやくフランク

 ダグラスに指示されて、「山奥で陰謀論を書きつづっている負け犬」のロイに会いに来たピーターは、排他的なロイに酒やドラッグを利用して近づく。

 ダグラスはピーターが警察に連行された時、車に同乗していた娼婦を呼び出し「彼は存在しなかった、逮捕もなかった」と1万ドルを渡して口止めする。

 フランクは妻のクレアにエクササイズマシンの件で「指図されるのは嫌いだ」と言う。「人にも物にも、決して服従しないのが私の主義だ」とカメラ目線で言うフランク

 ピーターは、ロイと一緒にドラッグをやり、心を開いたロイは「話に乗るとすれば、具体的にどうすればいい?」と言う。

 クレアはリストラを断行させた事務長を「あなたも解雇。私の方針に反対する人は置けない」と切り捨てる。

 カーンの学生新聞の論説が物議をかもし、「私はあの論説を一語たりとも書いてはいない。私の記憶では、執筆したのはロイだ」と火消しに躍起になるカーンだが、世論の流れは止められない。

 フランクは、かねてから次期国務長官として目星をつけていたキャサリンに電話し「心の準備を。忙しくなるぞ」と伝える。「覚悟はできてる」と答えるキャサリン。

 事務所に戻って来たピーターを見た、秘書のクリスティーナ、は、何も事情を知らないため「今までどこにいたの?クスリをやってたのね!バカはやめる約束よ」と、ピーターを非難する。

 再びゾーイとコンタクトを取ったフランクは、カーンの失脚のニュースを伝え、「キャサリン・デュラント。カーンの後釜は彼女だと書け」と言う。「事実?」と問うゾーイに、「君が書けば実現する」と答えるフランク

 早速翌日「デュラント上院議員がカーンに代わり、国務長官候補になる模様」とあちこちで報道される。

 若手スタッフによる新草案が完成する。目を通して「上出来だ」と言うフランク
 新草案を読んだリンダも「すばらしいわ、フランク」と絶賛する。  フランクはさりげなく「マイケル・カーンはどうなっている」と、リンダに問う。「悪夢だわ」と答えたリンダは、「なぜかデュラント指名の噂が飛び交っているわ。最初は想定外だったけど、身辺調査をしている」と言い、「悪くはあるまい」とフランクも言う。

 ゾーイは主任記者のジャニーンから「どこでネタを拾っているの?誰と寝てるの?大物を手玉にとっているの?」と問いかけられ「私は仕事をしているだけ」と答える。そのあと、テレビ出演するゾーイ

 帰宅するフランクに「急展開だな」と声をかけるロビイストのレミー。次期国務長官候補のキャサリンがサンコープ社を気に入るが否かを気にかけるレミーだった。
 外に出たフランクは、議員会館に侵入しようとして警備員に阻止され、拘束されて奇声を発している男に遭遇する。「君の言葉に耳を傾ける者はだれもいない。全て無益だ」と男に声をかけて立ち去るフランク

 帰宅したクレアは、フランクが無言で黙々と、クレアが用意したエクササイズマシンを動かしている様子を眺める。


 
 まあ・・・面白いといえば面白いのですが、こんなに簡単にあっさり、人事や陰謀が上手くいくのだとしたらなぜ、そもそも国務長官の座を狙っていたフランクが裏切りにあったのか?という疑問がわきますね。
 あそこまで自分の意のままに人や世論を動かす事ができるなら、国務長官の座だって用意周到に、念には念を入れて手に入ったような気もするけど(笑)。
 そもそもなんでフランクが国務長官になれなかったかは語られないのでしょうか?それとも、何かの陰謀が働いていて、一見復讐が着々と進んでいるように見せかけ、二転三転のドラマがあるのか?

 若手記者ゾーイも、あまりにトントン拍子で出世するのはちょっと嘘くさいですね。
 ラスト近くで先輩記者に嫉妬されていたけど、本来特ダネを持ってきた時点で「お前のような若造がなぜ?」「情報源は誰だ?」て上司に詰問されそうな気もするけど。あっさりゾーイのもたらす情報が新聞記事になっているのはちょっとご都合主義な気もする。

 あと、首席補佐官のリンダも、あまりに容易にフランクに転がされてますが・・・・。そんな御し易い人物で首席補佐官の職務が全うできるのだろうか。

 まあ、突っ込み出したら止まらない気もしますが、いかんせん自分の知識もそこまで追いついていかないので、そのへんのウヤムヤ感というか、煙に巻かれたような感じで、半分「えーっと・・・」て内容の理解に頭使っているうちに話がどんどん進んでいく感じです。

 いいんだか、悪いんだか。

 気になった方、視聴はぜひhulu(フールー)で!

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