2015/07/26

生き地獄「ブレイキング・バッド」シーズン4第2話

 動画配信サービス hulu(フールー)で「ブレイキング・バッド」を視聴しています。



 ■シーズン4第2回 ざっくり言うと・・・
  一見、以前と同様にラボの作業に戻ったように見えるウォルタージェシーだが、ヴィクターの死を目の当たりして以来、明日は我が身とばかりに恐怖心から逃れられない。そこでウォルターは、思い切った行動に出ようと計画するが、今のところは歯がたたない。(詳細は下記へ↓



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ブレイキング・バッド(Breaking Bad))
シーズン4 第2話「生き地獄」 ストーリー


 ウォルターは、弁護士のソウルに紹介してもらった武器の密売人から、製造番号が消してある非合法の銃を、通常価格の5倍の値段で買い取る。

 不安なジェシーは「新しいオーディオ機器を買ったから」と、自宅にバッジャーとスキニーピートを招き、ドラッグでもてなすが、不安はぬぐえない。さらに多くの若者を招き、ドラッグパーティーを開いて、自分も前後不覚になるほど酔いしれる。

 自宅療養を続けるハンクは、鉱石に異常な情熱を注ぐ。妻のマリーは、真夜中も鉱石を見つめているハンクの姿に不安を覚えている。

 ウォルターは、スカイラーが洗車場を買い取る件をあきらめていないばかりか、早く進めようとしていることに苛立ちを覚えつつ、「私がソウルに連絡する」というスカイラーを制して、自分に任せるように言う。

 ドラッグパーティーから一夜明けた朝、ジェシーは床で雑魚寝しているバッジャーとスキニーピートを起こし、「これで皆に朝食と酒の補充を。パーティー続行だ。俺が帰ったら、さらに派手に頼むぞ」と現金を渡して、ラボに向かう。

 ラボで今までどおりにメスを製造しているウォルタージェシーだが、ウォルタージェシーにも見られないようにして、護身用の銃を身に着けている。そこへ見慣れない男が入ってきて、思わず銃に手を伸ばすウォルター。男は新入りのガスの部下だった。あとから来たマイクに「ガスに会って、誤解を解きたい」と言うウォルター。しかしマイクは「お前はもうガスには会えない」と言い残して立ち去る。

 スカイラーウォルターに無断で、勝手に洗車場の様子を探る。

 自宅でリハビリをしているハンクは、療法士の前では明るい前向きな態度を見せるが、療法士が帰った途端、マリーに冷たくなる。

 自宅に戻ってパーティーを続けるジェシー。そこへアンドレアが訪ねて来る。札束を見せ「これはあなた?」とジェシーに尋ねるアンドレア。弟を殺したギャング二人が車で轢かれ、一人は頭を銃で撃たれていた。その夜ポストにこの大金が入っていた。あなたがギャングに何をしたか、いまさら聞こうとは思わないが、この金は安全な金なのか?と言うアンドレアに「心配ない」と答えたジェシーは、「息子と一緒にあのゴミ溜めから引っ越せ」と助言する。アンドレアは金を受け取り、帰って行く。

 夜、ガスの自宅の前に車でやって来るウォルター。銃をベルトにはさんで、車から降りると、一歩一歩ガスの家のドアに歩み寄って行く。すると急に携帯電話が鳴って「家に帰れ、ウォルター」と一言。辺りを見回すが、そこには人影らしきものは見当たらない。

 ハンク宛の宅配便が大量に届いて、うんざりするマリー。さらにハンクは「何箱届いた」「箱に傷はないか」「キズ物は配達人に返せ」と口うるさく言うため、辟易するマリー。

 スカイラーウォルターに無断で、洗車場のオーナーに会って、ここを売って欲しいと切り出す。かつてアルバイトをしていたウォルターの妻であることは隠していたが、オーナーはすぐにそれに気づき、「あいつは備品を壊したあげくに勝手にここを辞めた。それなのに、女をよこして今度はここを売れというなら、売値は2,000万ドルだ」とでたらめな金額を押し付けてくる。

 ウォルターは酒場で昼間から飲んでいるマイクのもとに現れ、酒をおごると言う。マイクはウォルターが銃を隠していることに気づいていた。「お守りで持つならいいが、実際には役に立たん」と言うマイク。ウォルターはヴィクターが喉を掻き切られた話を持ち出し、自分もマイクも同じ運命だと言ったあと、だからガスに会わせてほしい、部屋に案内してほしいと言って「あとは俺がやる」と言う。それを聞いたマイクは無言でウォルターを殴り、蹴りつけたあと、「酒をどうも」とだけ言って立ち去る。

 バッジャーとスキニーピートはジェシーに「3日もロクに寝てない」「植木に水をやらないと」と言い訳して、帰ってしまう。他の招待客たちも立ち去り、自宅で一人になったジェシーは、三日三晩のパーティーで荒れ放題になった自室の中で、情緒不安定になって震えている。


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 スカイラーの勝手な暴走は毎度のことですね。他人ごとだから「なんで勝手にそんな・・・」と見ていられるけど、実際同じような立場に立ったら、私も夫に無断で、勝手に行動するだろうな、と。
 毎回スカイラーの身勝手な行動にはイライラするけど、「世の中の妻の、いかにもやりそうなこと」を的確にとらえている脚本だなと思います。

 そして、ウォルターも、ジェシーも、ヴィクターのノドばっさり事件以来、「明日は我が身」の恐怖から逃れられません。
 ドラッグに逃げるジェシーは今までと大差ないけど、ウォルターはなんと武器を手に入れ、ガスの殺害を試みようとしています。
 ヤられる前にヤってしまえ、ということなんだろうけど、今のところ、まったく歯がたたないようですね。

 でもウォルターのことだから、どんな手段に出るかわかりません。

 気になった方、視聴はぜひhulu(フールー)がおすすめ(dtvでの配信は終了しました)。

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