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サンタ・マルタのビーチで15歳の少女、クリスティン・タナーの遺体が発見される。
死因は溺死と思われたが、検死の結果肺からは海水ではなく泥水が検出される。
どうやら単なる溺死ではなく、別の場所で殺害されて、溺死を装って海中に遺棄された可能性があった。
早速サンタ・マルタのビーチに向かうパトリックとCBIの捜査官。そこで被害者クリスティンを追悼していたサーフィン仲間の女子高生、ホープと男友達のウィンから、
「クリスティンが殺されたって、本当ですか?何があったんですか?」
と声をかけられるパトリック。
2人はパトリックの問いかけに「クリスティンを最後に見たのは3日前の夕方。サーフィンしていた」と答える。
さらに親しくしていた相手はいなかったかと聞かれて、ダニーと親しかったと語るホープ。
唐突に「クリスティンを動物に例えると何かな?」と質問するパトリック。「ウサギ・・・かな?」と答えるホープ。
クリスティンの自宅に向かったテレサ捜査官は、クリスティンの父親の話で、母を5年前に飲酒運転の車の衝突事故で亡くしたクリスティンは、母親代わりとなって幼い兄弟の面倒を見ていたと知る。そして父への聞きこみから「ダーリーン」「フリッパー」という人物の名前を聞き出したテレサ捜査官。自分自身も母親を交通事故で亡くしていたテレサ捜査官は、クリスティンの自宅を出た後、動揺して転ぶが、「辛いですよね、あなたのおかあさんも事故で・・・」と同情する新人捜査官のヴァンペルトに「うちのチームじゃ、私生活の話はしないの」と忠告する。
ダーリーンが麻薬所持と公務執行妨害で少年院にいると知ったテレサ捜査官。早速ダーリーンに面会して、クリスティンが「パパ」と呼ぶ年上の男性と交際してたことを聞き出す。ダーリーンは「パパ」の実名を知らず、クリスティンがその人物はエルビス・プレスリーなどの50年代の音楽が好きだったと話していたと語る。
さらに「フリッパー」はたちの悪いサーファーで、数年前に女性を殴り服役したことがわかる。現住所が特定されその場所に向かうテレサ捜査官。しかしそこにはすでにフリッパーとにこやかにチェスを楽しむパトリックの姿があった。
フリッパーを重要参考人として署に連行し事情聴取するテレサ捜査官。しかし話を聞くうち、女性に暴行した理由は、相手が古いエンジンオイルで海を汚したからであり、クリスティンのことは好きだったが、未成年なので性的な事は「やっちゃいけないことだと自分を押されていた」とわかる。パトリックは、
「僕は犯人だとは思わない。本当は君はいい人だ。チェスのビショップの使い方は下手だけど、それ以外は真っ当だ」
とフリッパーに言う。その瞬間にフリッパーは「3日前にクリスティンを見た」と語り出す。フリッパーは3日前、日暮れに岬で波乗りし、そのあとビーチでパーティをした。ホープやウィンも一緒だったが自分は先に帰ったと言う。
ホープとウィンの通う学校へ向かうテレサ捜査官とパトリックは、そこでホープとウィンと一緒にいるダニーとアンディに出会う。
早速4人に、
「動物になれるなら何がいい?」
と質問するパトリック。アンディは「イルカ」と答え、ダニーは「同じ。それかシャチでもいい」と答える。紅一点のホープは「かもめ、ああ、やっぱり・・・タカ」と言い、ウィンは「あー、えっと・・・トラ」と言う。パトリックはそれを聞いて「面白い」としか言わない。
4人はパーティのことをなぜ言わなかったかと聞かれ、ビールを飲んでたからであり、あの場所は私有地だから不法侵入になると言う。
ダニーは、あの場所は親父が持っている土地で、今、とんでもないマンション建設をしているので、嫌がらせに時々パーティしに行くんだと言う。さらに4人はあの夜、その場にいたのは自分たちとフリッパーだけで、フリッパーは先に帰ったが、クリスティンは海を汚したくないからと片付けで残った。誰かに会うと言っていたと語る。ダニーはパトリックからクリスティンと交際していたのかと問われ、「勢いで寝ることもある。ホープとだって遊ぶ。だからといって恋人になるわけじゃない」と言う。
「『パパ』て人、知らない?」
とパトリックから問われた4人は、知らないと答える。
ダニーの父が所有する土地のマンション建設現場へ向かうテレサ捜査官とパトリック。現場責任者は「夜間警備員が消えた」と言う。パトリックは工事現場からコンクリート詰めにされた警備員らしき遺体を見つける。知らせで駆けつけたダニーの父クルティックに「重大犯罪です。捜査が終わるまで作業を中断してもらいます。」と言うテレサ捜査官。不貞腐れて帰るクルティックに「なあ、パパ!」と声をかけるパトリック。「この変態野郎。あんたは15歳の子とセックスしてた。法定強姦罪だ」と言うパトリック。クルティックの車からはロカビリーの音楽が流れていた。「50年代の音楽だ、これで十分だろ」とテレサ捜査官に言うパトリック。「奴はクリスティンをレイプしたんだぞ。殺したのか!このスケベジジイ」とパトリックに言われて激怒したクルティックは、パトリックに殴りかかり逮捕連行される。
事情聴取されるクルティックを見て、
「奴は白状しない。岬に戻って次なるトリックを仕掛ける」
と言ったパトリックは、ダニーに電話して、クリスティン殺しの犯人探しに協力してほしい。友だちと2時間後に岬に来てほしいと伝える。
岬に現れたホープとウィン、ダニー、アンディの4人。ダニーの父とクリスティンが関係を持っていたことも、実は4人とも知っていた。「親父を警察に突き出すべきだった?クリスティンは自分から楽しんでいた」と言うダニー。
パトリックは「犯人は君たちが見つける」と言って、4人に催眠術をかけると宣言する。
大事な手がかりが催眠術でわかると4人に語ったパトリックは、
「あの晩のことを思い出すんだ。君たちは何かを思い出す。あの晩に戻るんだ・・・」
と4人同時に催眠術をかける。
「あっ!ダニーのお父さんがあの岩の上にいる」
と突然叫ぶホープ。 「こっちを見てる、クリスティンのことを見てる」
と言うホープ。そこでパトリックが催眠術を解く。
ダニーは「クリスティンを殺したのはオヤジじゃない」と怒って帰って行く。
「奴のオヤジが犯人だ」
とアンディは言いウィンも「ああ」とつぶやく。
翌朝、CBIにホープがやって来て、パトリックとテレサ捜査官にダニーの父を逮捕したのかとたずねる。
「クルティックさんにはあの晩、ちゃんとしたアリバイがあるのよ」
とホープに言うテレサ捜査官。
「でもおかしい。はっきりクルティックさんが見えたんです。何かの象徴かも」
と言うホープにパトリックは、
「象徴と言えば君はタカでクリスティンはウサギだった。タカはウサギを捕食する。君はクリスティンのことが嫌いだった。それに本当は催眠術をかけてない。君はかかったふりをして話をでっち上げ、無実の人に罪を着せようとした。」
と言う。
「違う、違います」と泣き出すホープ。
真相を語り出すホープ。
「建設現場で警備員に注意され、ダニーが警備員を突き飛ばしたら打ちどころが悪くて死んでしまった。クリスティンは警察を呼ぶべきと強く主張したのでダニ―が殴った。まだ息があったので、泥水に押し込んで殺害した。自分もやられるから、怖くて黙っていた」
そこへダニーが姿を現す。ホープの話を嘘だと言い「警備員のことは事故だった。クリスティンを殴ったのはホープだ。クリスティンが仲間になってから、ホープは常に嫉妬していた」と言う。
さらにアンディとウィンもやって来て「やったのはフリッパーです」とデタラメを言う。
4人そろったホープ、ダニー、アンディ、ウィンに向かってパトリックは「ホープが一枚うわ手だ。クリスティンはみんなで殺して、ホープは皆に同じように罪を着せた」と分析する。
警備員殺害の罪で、テレサ捜査官からその場で逮捕されるダニー。
再び「法定強姦罪で」逮捕連行されるダニーの父。その様子を見ていたクリスティンの父。
しかしテレサ捜査官はクリスティンの父に、
「起訴はするがクリスティンの証言が取れないので刑務所行きはない」
と言う。
さらに、「自分の父親もいい人だったが、母が死んでから酒に溺れ私と兄弟を殺しかけ自殺した。一人で悩まないで」とクリスティンの父に言って、サポートする施設の連絡先のカードを渡す。
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初回に出てきた猟奇殺人犯「レッド・ジョン」はどうなったの?今回は回想シーンすらなかった。レッド・ジョンのことはひとまず置いといて、忘れた頃にまた出てくるのかな?
ストーリーとしてはよくある刑事ものの犯人探しでした。
ラストで、サーフィン仲間の供述が二転三転するのは第2回と似てたけど、若干出落ち?みたいな、最初のほうで殺されたクリスティンの友人の男女が「クリスティンが殺されたって、本当ですか?」て声をかけてくるとこからもう、怪しさ全開で、バレバレな感じでした。
今回ストーリーとしては平凡でしたね。 「メンタリスト」の人気って、やはりパトリックを演じるサイモン・ベイカーの人気なんでしょうね。
だけど、途中から俄然ストーリーが面白くなるドラマもあるので、「レッド・ジョン」のこともあるし、もう少し先を見てみたいと思います。
しかし、見れば見るほど、サイモン・ベイカーって、ワタシ的には香取慎吾なのよね(笑)。
気になった方、視聴は是非hulu(フールー)で!