2013/09/17

hulu「プリズン・ブレイク」シーズン1第5話 全あらすじ(ネタバレ)

 動画配信サイトhulu(フールー)で「プリズン・ブレイク(Prison Break)」を観ました。

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 ■シーズン1第5回のあらすじ

 マイケルは、兄リンカーンに加え、アブルッチ、スクレを集め“仕事”の相談をしていると、所長から明日移送すると告げられ、愕然とする。古株のウエストモアランドの知恵を借りて移送差し止めの申請をするが、それも影の力が作用して握りつぶされる。そうとは知らないマイケルは逃走ルート確認の大胆な行動を起こすが……。 (詳細は下記へ↓


 プリズン・ブレイク(Prison Break)
 シーズン1 第5話「イングリッシュ、フィッツ、パーシー」 ストーリー


 マイケルは「イングリッシュ、フィッツ、パーシー」の3文字をタトゥーに入れた時のことを回想する。

 刑務所にはある圧力で、マイケルの移送の要請が出されていたが、ポープ刑務所長によって却下されていた。
 それを知ってやって来たシークレットサービスのケラーマンは「過去の汚点が知られてもいいんですか?」と、ある資料を所長に渡す。そこには青年が流血して横たわる写真があった。青ざめる所長。「移送に同意すべき」とケラーマンは所長に決断を迫る。

 刑務作業中のマイケル、リンカーン、アブルッチ、スクレは、看守の目を盗んで”仕事”の話をする。リンカーンがマイケルの兄と知って、驚くアブルッチ。マイケルは次なる課題は「イングリッシュ、フィッツ、パーシー。どれかを選ばなくてはいけない」と言う。こればかりは外にいて調べても、わからなかったと言うマイケル。

 しかし、作業を終えて房に戻ったマイケルはステーツビルへ移送すると所長から伝えられる。リンカーンは兄で、弁護士の取り計らいで自分はここに来た。兄の処刑が終わるまで3週間待って欲しいと言うマイケル。しかし所長は「ある大物の希望だ」と言って、明日の移送告げて立ち去る。

 ベロニカとニックは「なにか見落としているかもしれない」と、証拠のテープを再度見直す。いくつかテープに怪しい点が出てきたため、「テープの偽造を証明する必要がある」と言うニックは、知人にそれを頼んでみるという。

 「移送の噂は本当か?」とマイケルに声を掛けるアブルッチ。「今は”仕事”にだけ集中しろ」とマイケルは言い「5時までに、例の鍵を用意してくれ」と言う。
 マイケルは古株のウエストモアランドに「移送を避ける手は?」と質問し、なんでもいいから理由を書いて「移送差し止めの申請書」を出せばいいと教わる。

 所長にマイケルの移送差し止め申請書が提出された。却下されるとしても手続きに30日はかかるからその前に脱獄できるとスクレに言うマイケル。「早速、上に行く手順を確かめておく」とマイケルは言い、スクレに房内に洗濯物を干して目隠しするように頼んで、洗面台の裏の穴へと向かう。

 アブルッチは手下に刑務官を殴らせて暴動を起こし、どさくさにまぎれて刑務官が所持している「鍵の型」を手に入れる。

 穴から裏通路に出たマイケル。タトゥーの図案を頼りに、屋根の上へ出るルートを確認する。数分後、ようやく房に戻ってきたマイケルは「心配させるな」と怒るスクレに「屋根に出られるぞ。あとはタイミング次第だ」と伝える。

 その頃アブルッチの同房者は、手に入れた「鍵の型」に、マッチで溶かした歯ブラシの柄のプラスチックを溶かしこんで、マイケルが要求していた鍵を作っていた。鉄格子の中から、マイケルとアブルッチはお互いアイコンタクトでうなづきあう。

 ニックの知人は証拠のテープを見て、リンカーンが発砲した瞬間の音が変だと言う。普通なら残響が残るのに、テープにはその音が一切ないので、銃声はあとからつけたものだと分析。しかし、ベロニカに「証言できる?」と尋ねられると、これはコピーされたテープだから、証言するにはマスタテープが必要と言う。

 マイケルは所長室でタージマハルの模型を手伝う。「じき5時だ、房にもどれ」と言う所長に、「接着剤が乾いてないから、今手を離すと崩れる」と言うマイケル。所長は「終わったら秘書に言って房に戻れ」と言って、マイケルを部屋に残し帰宅する。
 時刻はあと数分で5時だった。マイケルは所長が立ち去るとすぐに、模型から手を離す。接着剤の話は嘘だった。
 所長室には所長が出て行ったドアとは別にもう一つ、外から鍵の掛けられたドアがあった。掃除道具を片付ける風を装って、そのドアの前に来たアブルッチは、歯ブラシの柄を溶かして作った鍵を、ドアに差し込んで回すと、鍵をそのままにして立ち去る。マイケルはその音を聞いて、内側からそっとドアを開ける。鍵を抜き取り、房に帰る受刑者の列に紛れ込むマイケル。

 その頃、帰宅した所長の自宅には、シークレットサービスのケラーマンが来ていた。マイケルの移送に関して「移送差し止めの申請書」を裁判所へ提出する義務があると主張する所長に、「トリードで死んだ青年、ウィルの写真を見たが、父親に生き写しだった」と言うケラーマン。ウィルとは所長の隠し子だった。浮気のことは妻に告白ずみだったが、隠し子がいることは内緒にしていた所長は、ケラーマンの言葉に凍りつく。「ウィルはなぜ死んだんです?」と言うケラーマンに「帰ってくれ」と言う所長。「申請書を捨てろ」と言い残してケラーマンは帰って行く。妻に隠し子の事を知られたくない所長は、マイケルの「移送差し止めの申請書」をシュレッダーに掛ける。

 5時44分、房に戻ってきたマイケルはスクレに「時間だ」と言って再び穴に向かう。「15分後に点呼だぞ、どうするんだ」と言うスクレに「知る必要はない」と言う。

 所長は刑務所内の礼拝堂で牧師に隠し子のウィルが死んだのは自分のせいと言う。「事故だったんだ」と慰める牧師。浮気相手から「離婚しないのなら息子には近づくな」と言われて、内心好都合だと思っていた。犯罪者で麻薬常習者だった息子の人生を救ってやれなかったと嘆く所長。

 ベロニカとニックは証拠のテープのマスタテープを借りに行くが、保管庫の女性は「昨夜パイプが破裂して水浸しに」と、マスタテープが水没している様子を二人に見せる。

 マイケルは再び裏通路を通って屋根に向かう。屋根の上に到着した時、腕時計は6時。点呼が始まっていた。マイケルがいないとわかり「脱獄者だ」と笛を吹くベリック刑務官。刑務所内では警報が鳴り響き、一斉に捜索が始まる。所長室の外でマイケルを待っていた刑務官が無線で「マイケルならここにいます」とベリックに連絡するが、ドアを開けるとタージマハルの部屋にマイケルの姿はなかった。

 屋根の上で腕時計を見つめるマイケル。まず最初にパトカーが来たのがイングリッシュ通り。続いてパーシー通りからも次々警察車両が駆けつける。しかし、フィッツ通りだけは閑散としていた。それを確認して微笑むマイケル。

 礼拝堂にいた所長が騒ぎを聞いて所長室に戻ってくる。ドアの前にいた刑務官と秘書は、マイケルが部屋から出てきた様子はないと言い、もう一方のドアには鍵が掛かっていたと言う。所長が部屋に入ると、タージマハルの影から「どうしました」とマイケルが顔を出す。自分はここにずっといた言うマイケル。「点呼の時、房にいなかった」と言うベリック刑務官に所長は「もういい。書類に不備があった。明日移送される」と言う。

 ベロニカとニックは、テープが水浸しになったのは偶然じゃない、テープを取りに行く事がどうしてバレたのだと話しながら、ベロニカの自宅に戻るとドアが開いている。ニックが先に中の様子を探る。誰もいないし、何も盗まれていないと言うが、ベロニカが確認するとテープが消えていた。愕然としてニックを見つめるベロニカ。

 翌朝、スクレに「答えはフィッツ通りだ」とつぶやくマイケル。移送の車が来て刑務所を出て行くマイケルを見送るスクレ達。脱獄も無理と知ったアブルッチは手下に「女房に連絡して、国外に逃げろと伝えろ」と指示。刑務作業中のリンカーンを見つめながら「ごめん」とつぶやくマイケル。その様子を所長室から見ているポープ所長。
 移送の車の前までマイケルが来た時、「何かの間違いだ。彼は健康上の問題があって、申請書を出している」と突然所長が現れる。マイケルの移送は直前で回避された。

 その様子を遠くから見ているケラーマン。

 自宅に戻った所長は、「ちょっと・・・・大切な話がある」と隠し子の事を妻に打ち明ける。

 ケラーマンは「失敗しました」とモンタナ州へ電話する。電話の女は時間の無駄だからリンカーンを直接狙って命を奪えと示指する。
 >>>続き プリズンブレイク1-6はこちら


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 3つのキーワードは最初意味不明だったけど、刑務所の周りの通りの名称でした。
 屋根の上でパトカーが来る時間をはかっている時の、マイケルの様子と、最後に静かなフィッツ通りを見据えて「答えはこれだな」という顔をした時のマイケルのカッコイイこと。あああヘテロ「じゃない」のね、まったくもう。

 所長の秘密は最初、隠し子を殺害したのかと思ったけど、どうやら隠し子は自暴自棄になって事故で亡くなったようでした。てっきりシークレットサービスが「お前が殺したんだろ」という意味で脅迫してるのかと思った。所長が怯えたのは単に、妻に浮気は謝ったけど、隠し子までいることは内緒にしてた、それがバレるのが嫌だったてことね。

 アブルッチは一転して超協力的になってからというもの、なんだか格好良く見えてきました。最初は「偽デニーロ」みたいで笑ったけど。

 それにしてもベロニカが気づいたのは何だったの。私は思いっきりニックが怪しいと思うけど。ニックが怪しいと思わせておいて、実はいい人てパターンかも知れないけど、ベロニカを助ける意味がそもそもよくわからない。ただの正義感?

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